どうも、Kazuです。
今回は「初心者がやるべきAmazon広告運用の実践編」と言うことで、Amazon広告の運用について解説していきたいと思います。
今回解説する広告手法を行うことで、無駄な広告コストを使わずに購買意欲の高い「見込み客」に絞ってあなたの商品をお届けすることが出来るようになります。
- 広告を使いたいけどやり方が分からない。
- 広告を使ったけど、広告費でマイナスになってしまった。
- 広告で無駄なコストを使わずに利益を得たい。
そんな方は、ぜひ今回の記事を見ながら学んで、実際に広告を出稿してみてください。
誰でもカンタンにできる手法ですが、ほとんどの人がこの運用方法を実践していません。
売上アップにもつながりますので、ぜひ最後まで読み進めてください。
Amazon広告の出稿方法
広告の出稿方法は「広告⇒広告キャンペーンマネージャー」へと進みます。
画面が切り替わりましたら「キャンペーンを作成する」のボタンがありますので、そちらをクリックして広告キャンペーンを作成できます。
キャンペーンの種類
キャンペーンの種類は「スポンサープロダクト広告」を選びます。
各広告の違いの説明はここでは省きますのでAmazonの説明を確認してみてください。
キャンペーンを選択しましたらキャンペーン名を選択して、1日の予算を選択します。
1日の予算はご自身で決めれますので、無理のない金額を入力してください。
「ターゲティング」の項目はオートターゲティングを選択します。
キャンペーンの入札戦略は、まずは「動的な入札-ダウンのみ」でいいですが、人によって戦略も変わりますので、あなたがいいと思う入札戦略を選んで下さい。
広告の入札額は推奨入札額、またはそれ以上の金額を入力するようにしてください。
除外キーワードや除外ターゲティングの項目には何も入力しなくてもいいです。
除外キーワードや除外ターゲティングは運用後に重要な部分になってきます。
「キャンペーンを作成」をクリックしましたら、広告の出稿は完了になります。
広告出稿後の運用
広告の出稿は特に難しいこともなく、誰でもできますし出稿方法の裏技などは存在しません。
広告で大切なのは出稿ではなく、出稿した後の運用で成功するかしないかが決まります。
大切なことなので、もう一度言いますが、広告は出稿後の運用部分が大切です。
では、どのように運用していくかを解説していきます。
広告レポートの確認
広告を1週間ほど出稿しましたら、レポートを必ず取得してください。
「レポート⇒広告レポート」で広告レポートが取得できます。
キャンペーンタイプ：スポンサープロダクト広告を選択
レポートタイプ：検索ワードを選択
これらを選択して「レポートを実行」ボタンをクリックしてください。
「レポートを実行」ボタンをクリックしましたら、エクセルファイル形式でレポートがダウンロードできるようになります。
ダウンロードしたレポート
あなたの商品がどの商品ページに表示されているか分かります。
あなたの商品がどんな検索ワードで広告表示されているかが分かります。
これらのレポートを見て、Amazonの広告を運用していきます。
この作業がめちゃくちゃ重要です。
必要のないキーワードやASINを除外
次は広告レポートを見て、表示させたくないキーワードや商品ページを除外していきます。
除外方法は「広告⇒広告キャンペーンマネージャー」へと進みます。
キーワードやASINを除外したいキャンペーンを選択します。
ネガティブターゲティング
キャンペーンを選択しましたら、ネガティブターゲティングを選択します。
レポートを見ながら、あなたの商品と関係のないキーワードを除外キーワードに登録をしてください。
ネガティブ商品の項目には、広告レポートを見ながらあなたの商品を表示させたくないASINを登録してください。
これでネガティブ商品の登録は完了です。
1週間に1回は必ずこの作業をやるようにしてください。
この作業をやることで無駄な広告費を使わずに済みますし、ターゲットの精度を高めていくことが出来るようになります。
広告運用の考え方
この流れで広告運用をしていくことで広告の精度はグンと高まります。
- ：広告をオートターゲティングで出稿
- ：広告出稿後に広告レポートを取得
- ：レポートをみてキーワードやASINを除外
2と3の項目を1週間に1回くりかえしていくだけです。
これなら初心者の人でもカンタンに運用ができると思います。
では、もう少し詳しくネガティブ商品やキーワードの選び方を解説していきます。
ネガティブ商品の考え方
仮に僕が広告で「クロコダイルのレディース長財布の販売価格5万円」の商品を広告出稿するとします。
ターゲットは30代以上の女性で、ある程度高価な財布を求めている人になります。
安い財布、コンパクト財布などを求めている女性はターゲットではありません。
なので、そういったターゲットにならないキーワードは除外する必要があります。
- レディース 財布
- レディース 長財布
- クロコダイル長財布 メンズ
- 本革 財布
- 財布 ラウンドファスナー
僕の場合はこのようなキーワードもネガティブとして登録します。
一件キーワードを見ると、ターゲットになりそうなキーワードですよね。
しかし、これではターゲット層が広すぎて、狙ってもないターゲットに広告を表示させてしまい無駄な広告費を使ってしまいます。
レディース 財布：
レディース財布にもたくさんの種類があります。折りたたみ財布から長財布まで。
また、このキーワード1つにも「安くて可愛い財布が欲しい」「とにかく使えればいい」というターゲットが多く含まれています。
そんな人に高額な商品の広告を表示させても購入に繋がることはほとんどありません。
クロコダイル長財布 メンズ：
このキーワードもクロコダイルを求めているユーザーではありますが、ターゲットの性別が違います。
レディースがターゲットの場合、訴求方法もレディースに向けた商品ページ、画像になっていますので、同じクロコダイルを求めているユーザーであっても購入に繋がる可能性は低いです。
このような考え方で考えてみてください。
「このキーワードは妥協するか！」という考えが無駄な広告費を使います。
実際に僕はいくつも広告をテストしていますが、ターゲットを徹底的に絞ってネガティブキーワードを登録したほうが何倍も効果を実感できています。
むしろ、広告の1日の予算も使いきれずに余りますが、広告からの売上はアップしています。
「必要のないターゲット」に広告を届けるのではなく「見込み客」に絞って広告を届けることが出来ているからです。
最後に
以上がAmazon広告の考え方です。
広告は出稿したら終わりではなく、出稿した後が重要になってきます。
AmazonのAI（人工知能）に「これは必要のないキーワードだよ！」って教えてあげて、AI（人工知能）を育てていくという考えで広告を運用していくようにしてください。
広告と言うのは、商品を認知してもらう、多くの人に知ってもらう。ということが目的ではありますが、その商品を必要としていない人に届けても予算を失うだけです。
本当に必要としている「見込み客」に絞って広告を届けていくようにしましょう。
今回解説した方法で広告運用をやってみてください。効果の高い広告運用ができるようになるでしょう。
追伸
「この記事通りに運用したけど商品が売れない」
という方も出てくると思いますが、それは広告が悪いのではなく、「商品ページ、商品画像、訴求方法」に問題があると思ってください。
見込み客はどんな人なのか？見込み客が欲しくなるページは作れているか？
どんなにいい商品を作ったとしても、商品ページ内で商品の魅力を伝えきれていない場合は、購入に繋がることはありません。
広告を出してターゲットを絞っても売れない場合は、一度商品ページを見直してみてください。
商品が売れないと嘆いている人ほど、「ターゲット設定」をしておらず、全員に売ろうとしています。
全員向けの商品と言うのはほとんど売れません。ターゲットを絞るようにしてください。
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