どうも、Kazuです。
その言葉を、最後に口にしたのはいつですか?
昨日でしょうか。今朝でしょうか。それとも、たった今、心の中でつぶやきましたか?
「お金がないから、今は無理」
「時間がないから、また今度」
それは、まるで自分を守るための呪文のように、とても便利で、そして強力な言葉です。
その言葉を唱えれば、新しい挑戦への恐怖から逃げられる。変わらない日常という名の安全な場所に留まれる。
しかし、その呪文が、あなたの人生を少しずつ、しかし確実に蝕んでいることに、気づいていますか?
これは、そんな「ぬるま湯の牢獄」に囚われてしまった、過去の私自身、そして未来のあなたへ向けた手紙です。
お金、時間、自身がないの残酷な真実
①:「時間がない」のではなく「未来への優先順位が低い」だけ
「本当に時間がないんです。仕事も家庭もあって…」
その気持ちはわかります。ですが、厳しいことを言います。
あなたの時間は、本当は無くなっていません。
未来を変えるための行動の「優先順位」を、あなたが無意識に下げているだけです。
考えてみてください。
成功している人たちが、あなたより暇だと思いますか?
むしろ逆です。
彼らは、より多くの責任とタスクを抱えながら、それでも学び、行動する時間を作り出しています。
なぜなら、彼らは知っているからです。
「今、未来のために1時間を使うこと」が、来年、再来年の「100時間の自由」を生み出すことを。
あなたがスマホを眺めている30分。
あなたが付き合いで参加している飲み会の2時間。
あなたが「疲れた」と言ってテレビを見ている1時間。
その時間を、未来の自分を救うための「投資」に回す覚悟があるかどうか。
「時間がない」という言葉は、未来の自分から時間を奪っている行為に他ならないのです。
残酷な真主②:「お金がない」からこそ、今のままではいけない
「お金がないから、学べないし、挑戦もできない」
これも、一見すると正論に聞こえる、強力な呪文です。
しかし、これもまた、真実は真逆です。
「お金がない」現状だからこそ、今の働き方、今の稼ぎ方から一刻も早く抜け出さなければ、一生お金に困る人生が続くだけなのです。
それは、穴の空いたバケツに必死で水を注いでいるようなものです。
「もっとたくさんの水(給料)があれば…」と願うのではなく、まずやるべきは「バケツの穴(お金がない現状を生み出す原因)を塞ぐ」ことではないでしょうか?
あなたが「もったいない」と感じて使わなかった自己投資の数万円は、来年、あなたが稼げたはずの数十万円の収入を消し去っています。
再来年、あなたが手に入れられたはずの「選択の自由」を奪っています。
「お金がない」状態とは、守りに入るべき時ではありません。
むしろ、人生で最も「攻め」に転じなければならない、非常事態宣言なのです。
そして、一番認めたくない「本当の理由」
「時間がない」「お金がない」
この2つの強力な呪文の裏には、あなたが心の奥底で気づいていながらも、決して認めたくない“本当の理由”が隠されています。
それは、「もし挑戦して、失敗したらどうしよう」という恐怖です。
・時間を作って、お金をかけて学んだのに、結果が出なかったら?
・「やっぱり自分には才能がなかった」と証明されてしまったら?
・周りから「ほら、やっぱり無理だったじゃないか」と笑われたら?
その恐怖が、あなたを「時間がない」「お金がない」という“言い訳”の城壁の内側に閉じ込めているのです。
変わらない毎日は、確かにつまらないかもしれません。しかし、傷つくこともない、安全な場所だからです。
5年後、また同じ呪文を唱えますか?
想像してみてください。
今日とまったく同じ行動を続けた、5年後のあなたを。
2030年の現状です。
あなたは何と言っているでしょうか?
「あの時からもう5年か…。でも、やっぱりお金がなかったし、時間がなかったから仕方ないよな」
そう言って、今日とまったく同じ場所で、同じ呪文を唱えている自分を、あなたは許せますか?
時間は有限です。そして、残酷なまでに平等です。
行動する人の5年間と、行動しない人の5年間では、見える景色は天国と地獄ほど変わってしまいます。
もう、気づくべきです。
「お金がない、時間がない」という問題は、行動しないから、永遠に解決しないのです。
行動し、稼ぐ力を身につけ、仕組みを作るからこそ、初めて「お金」と「時間」は生まれるのです。
この記事を読んで、少しでも胸が痛んだのなら、まだ間に合います。
最初の一歩は、お金や時間を用意することではありません。
「私の人生、このままでは絶対に嫌だ」と、心の底から決意すること。そして、「未来の自分は、今の言い訳よりも価値がある」と信じることです。
その決意さえ固まれば、道は必ず開けます。
あなたの人生を変えるのは、いつだって“今のあなた”しかいないのですから。