【プロンプト全公開】Gemini式 AIスライド作成術。自動化とマネタイズの全手順。

どうも、Kazuです。

GoogleのGeminiでもスライド作成ができるようになりました。

今回はGeminiを使ってスライドを作る方法、そしてスライドを作るためのプロンプトをシェアしたいと思います。

突然ですが、あなたはセミナー資料や営業資料の作成にどれくらい時間をかけていますか?

「リサーチに1時間、スライド作成に3時間…」

もし、その作業のほとんどをAIが肩代わりしてくれたら、どうでしょうか。

この記事では、GoogleのGeminiを使って、面倒なスライド作成を自動化し、あなたの貴重な時間を生み出す具体的な方法を解説します。

この記事を読むことで、あなたは次のことを実現できます。

  • 圧倒的な時間短縮: リサーチからスライドの骨子作成までをAIに任せ、数時間かかっていた作業を数分で終わらせる。

  • コスト削減: スライド作成の外注費をゼロにする。

  • アイデアの即時具現化: 思いついたビジネスアイデアを、すぐに「スライド」という形に落とし込める。

特に「スライド作成は苦手」「リサーチ結果をまとめるのが面倒」と感じているビジネスオーナーやマーケターの方にこそ、読んでいただきたい内容です。

5ステップで完了!Geminiスライド作成の全手順

ここからは、僕が実際に行っている「Geminiを使ったスライド作成フロー」を、ステップバイステップで解説します。

流れは非常にシンプルです。

  1. 【情報収集】 スライドの元ネタをAIでリサーチ (ステップ1)
  2. 【プロンプト準備】 僕が開発した「スライド生成プロンプト」を準備 (ステップ2)
  3. 【実行】 Geminiにリサーチ結果とプロンプトを送信 (ステップ3)
  4. 【完成確認】 自動生成されたスライドを確認 (ステップ4)
  5. 【仕上げ】 編集と追加指示で「完璧」に仕上げる (ステップ5)

この流れを、実際の画面と共にご説明します。

ステップ1. スライドの「核」となる情報をリサーチする

スライドの品質は、元となる情報の品質で決まります。

まずは、GeminiやChatGPTのディープリサーチ機能を使って、スライド化したいテーマの市場調査や情報収集を行います。

例:「2035年までのEC市場の調査をしてください。日本の市場の成長。世界市場の成長」

ここで重要なのは、スライドの構成要素になりそうな情報を、箇条書きや要点で整理してもらうことです。

このリサーチ結果が、そのままスライドの「材料」となります。

ディープリサーチの結果は以下です

↓↓↓

ステップ2. 秘伝の「スライド生成プロンプト」を貼り付ける

リサーチが完了したら、いよいよGeminiにスライド作成を指示します。

ここで、僕が開発したスライド生成用プロンプトを使います。

このプロンプトは、ステップ1で得たリサーチ結果を貼り付けるだけで、Geminiがスライドの構成(タイトル、目次、各ページの内容)を自動で考えてくれるように設計されています。

▼Kazu式 スライド生成プロンプト

# スライド作成指示文(最新版)

あなたは「初心者にも伝わる、シンプルで訴求力の高いスライド」を作る編集者兼デザイナーです。
以下の条件に従って、添付資料を深く理解したうえでスライドを作成してください。

————————————————————
【最初に入力してください】
1. CTA(コール・トゥ・アクション)を設定してください
– 説明:CTAとは、スライドを見た人に「次に取ってほしい行動」を促すメッセージです。
– 例:「無料動画を見る」「今すぐ登録する」「詳細はこちら」「特典を受け取る」など
– スライドごとに異なるCTAを設定しても構いません。
– 必要に応じてURLも指定してください。
例)
CTA内容:「無料動画を見る」
リンク:https://example.com/video

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【目的】
– 資料の要点を、ワンスライド・ワンメッセージで伝える
– 専門用語を避け、誰でも理解できる言葉に言い換える
– 各スライドの最後に、指定したCTAを自然に挿入して行動を促す

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【スライド仕様】
– 各スライドは1メッセージ(要点は1つ)
– 1スライド内の行数:最大4行以内
– 1行あたりの文字数:20〜30文字程度
– タイトル:7〜12文字以内の短い見出し
– 本文は箇条書き可(最大3点まで)
– 図解を優先(矢印・STEP・比較・フローなど)
– 長文説明は禁止

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【デザイン指定】
– 背景:白
– 文字色:黒または濃いグレー
– アクセントカラー:指定されたイメージカラーを使用(1色に統一)
– 余白を広く取り、視認性を最優先

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【語調・表現】
– 小学生にも伝わる言葉に置き換える
例:「在庫リスク」→「ムダな在庫」
「効率化」→「手作業が半分以下」
– 抽象語は必ず具体化
– 数字で締める(例:「作業は1/2、売上は最大5倍の事例」)

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【注意事項】
– 専門用語・社内用語・比喩の多用は禁止
– 1枚に情報を詰め込みすぎない(情報3点ルール)
– 事実と意見を分ける(数値は事例 or 目安と明記)
– CTAはスライドごとにカスタマイズ可能(未指定の場合は挿入なし)

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【出力内容】
– 各スライド構成:タイトル+本文(最大3点)+図解指定+CTA
– 枚数は内容に応じて可変
– デザインは「白背景 × 濃文字 × 1アクセントカラー」に統一

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【以下にスライドにしたい記事を貼り付け】

ステップ3. Geminiに「リサーチ結果」と「プロンプト」を貼り付けて送信

準備は整いました。

Geminiに、以下の2つを貼り付けて送信します。

  1. Kazu式 スライド生成プロンプト

  2. ステップ1で得たリサーチ結果

【最重要】 スライドを作る際には、必ずGeminiの「Canvas機能」をオンにしてください。 (※ここをオンにしないとスライドが生成されません)

「送信」ボタンを押したら、あとはGeminiがスライドを完成させるのを待つだけです。

 ステップ4. スライドの完成と確認

すると、このようにスライドが完成しました。

Geminiは、僕たちが指示したリサーチ結果に基づき、以下のような構成でスライドを自動生成してくれます。

  • 表紙(タイトルページ)

  •  
  • 各セクションのタイトルページ

  • 各セクションの本文(リサーチ結果を要約)

  • まとめ・結論ページ

実際に作成したスライドはこちら

ステップ5. 編集と追加指示で「完璧」に仕上げる

Geminiが作ったスライドは、そのままGoogleスライドとしてエクスポートできるだけでなく、その場で編集や追加指示が可能です。

例えば、

「5ページ目の内容をもっと深掘りして、具体例を追加してください」

「新しいセクションとして『今後の課題』というスライドを追加して」

といった指示を出すだけで、Geminiが即座にスライドを修正・追加してくれます。

AIに8割の作業を任せ、人間は残りの2割の「仕上げ」に集中する。

これが最も効率的なAI活用法です。

AIが「専属アシスタント」になる時代

いかがでしたでしょうか。

これまで「面倒だ」「時間がかかる」と感じていたスライド作成業務。

専門の業者に外注すれば、数万円の費用がかかっていたかもしれません。

実際に僕自身もこれまでスライド作成は外注化しており、累計500万以上はスライド作成に使ってきたと思います。

しかし今、Geminiと「正しいプロンプト」さえあれば、その作業のほとんどをAIが代行してくれます。

これは、AIが「外注先」や「優秀なアシスタント」になることを意味します。

僕たちがやるべきことは、AIにリサーチさせる「テーマ」を考えること、そしてAIの生成物を「仕上げる」ことだけです。

浮いた時間とコストで、あなたは本当にやるべき「考える仕事」や「新しいビジネスの仕込み」に集中できるようになります。

まとめ

今回は、Google Geminiと特製プロンプトを使ったスライド自動生成術をご紹介しました。

  • ステップ1: AIでスライドの「材料」をリサーチ

  • ステップ2: Kazu式プロンプトを準備

  • ステップ3: 「プロンプト」と「材料」をGeminiに渡す

  • ステップ4: 自動生成されたスライドを確認

  • ステップ5: 追加指示でカスタマイズ

ぜひ、今回ご紹介したプロンプトを使って、あなたのビジネスの「資料作成」を自動化してみてください。

【追記】身につけたAIスキルを「お金」に変える、即効性マネタイズ術

記事を読んでスライド作成スキルを身につけたあなたに、朗報です。

そのスキルは、あなたのビジネスを効率化するだけでなく、それ自体が「収益の柱」になります。

どういうことか?

なにも、自分のビジネスに関するスライドを作るだけが使い道ではありません。

そのスキルを使って、「他人のビジネススライドを作るお手伝い」をすることも可能になるのです。

これができれば、スライド作成を通じたマネタイズが実現します。

例えば、スキルマーケットの「ココナラ」でスライド作成サービスを販売してみましょう。

「スライドを作る時間がない」「見栄えの良い資料が作れない」という悩みを抱えた人が、あなたのサービスを購入してくれる可能性があります。

現在のココナラ市場を調査すると、AIを使ったスライド作成サービスは、最安でも約4,000円から出品されているのがほとんどです。

高いものだと1万円、2万円のサービスも珍しくありません。

ここがチャンスです。

あなたがGeminiの力を借りて、「2,000円〜3,000円」という戦略的な価格で出品し、さらにAIの強みである「スピード納品」を売りにしたら、どうなるでしょうか?

十中八九、ココナラでの市場は一気に取れるはずです。

なぜなら、「AIを使ってこんなに高品質なスライドが作れる」という事実は、まだほとんどのライバルに知られていないからです。

彼らが手作業で時間をかけて作っている間に、あなたはAIで高品質なスライドを短時間で納品する。この優位性は圧倒的です。

ライバルがこの事実に気づいて参入してくる前に、今のうちにココナラで実績(評価)を積み上げておけば、それは長期的な収益を生む資産になります。

早めに動いておけば、お小遣いどころか、毎月10万、20万と収益化することも現実的に見えてきます。

「本当にAIで稼げるの?」と思うかもしれません。

実際に僕のコンサル生の方も、AIを活用するようになってから、AIを使った画像編集や動画生成のサービスをココナラで出品し始めました。

その結果、毎月のように大量の注文が入り、現在はココナラでも「ゴールドランク」を獲得するまでに至っています。

今の時代、AIを使えば、たとえ自分自身に特別なスキルがなかったとしても、AIの力がプロレベルの作品を生み出してくれます。

その「作品」と「スキル」を使って実際にお金を生み出すかどうかは、あとはあなたの「行動力」にかかっています。

ぜひ、この記事で学んだスライド作成スキルを武器に、マネタイズにもチャレンジしてみてください。