センターピンを間違えないこと
こんにちは、Kazuです。
ビジネスをしていると、あれもこれも自分でやらないといけないような気がしてきますよね。
特に物販ビジネスを始めたばかりの方で、商品画像の作成や撮影などに手を出してしまう人も多いのではないでしょうか。
しかし、ビジネスを成功させるためには「何が本当に重要なのか(センターピン)」を見誤らないことが大切です。
この記事では、初心者の方にもわかりやすく“センターピンを間違えない”ための考え方と行動指針をお伝えしていきます。
初心者が陥りがちな落とし穴
1. 何でも自分でやろうとしてしまう
ビジネスを始めたばかりだと、経費を節約したくなる気持ちはよくわかります。
「画像のデザインを学んで自分で作成すればお金がかからない」と考えたり、
「プロに依頼すると高いから、自分で写真も撮ってしまおう」と思ったりしがちです。
ところが、これこそが大きな落とし穴。
実はこういったタスクを自力でこなそうとするほど、時間もお金も無駄になるケースが多いのです。
2. プロ並みのクオリティはすぐには身につかない
デザインや写真撮影のスキルは、専門学校や大学で何年も勉強し、さらに実務経験を積んだ人たちが持つものです。
初心者が少し勉強したくらいで同じクオリティを出せるわけがありません。
結果的に「頑張って作ったけれど、なんとなく素人っぽい仕上がり」に終わってしまい、売り上げに悪影響が出ることすらあります。
物販ビジネスのセンターピンとは?
物販ビジネスにおける最も重要な部分(センターピン)は、
「商品を仕入れて販売すること」
この一点に尽きます。
- 魅力ある商品を見つけて仕入れる
- その商品を必要としている人に届ける
- そして利益を上げる
ここに時間と労力を注ぐのが、物販ビジネスの基本です。
たとえば、
- 仕入れ先の拡大
- マーケティング戦略の構築
- セールスライティングや広告運用の改善
これらの作業は売り上げに直結する重要な取り組みです。
決してデザインや撮影のような、ビジネスの“付随的”な部分に時間と労力を割くべきではありません。
デザインはプロに任せるべき理由
1. 時間を有効に使うため
あなたがデザインや撮影などの作業に何時間も費やすより、プロに数千円~数万円払って任せるほうがはるかに効率的です。
その間にあなたは商品選定や顧客リサーチなど、より“利益”に直結する部分に集中できます。
2. クオリティが上がる
プロのデザイナーやカメラマンは、その道の専門家。
自分で作るより遥かに高いクオリティの画像が出来上がります。
結果的に商品やサービスの魅力がより引き立ち、売り上げアップにもつながりやすくなります。
3. 時間もお金も節約になる
「プロに依頼=高いコスト」というイメージを持つ人もいますが、実はその逆。
初心者が自力で作ってクオリティを下げるほうが、結果的には売り上げの機会損失につながり、はるかに大きな損失を生むこともあります。
本当にやるべき仕事に時間を使おう
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商品リサーチ・仕入れ
利益を最大化するには、まずは仕入れる商品が魅力的であることが大前提です。
リサーチに時間をかけて、より利益率の高い商品や売れ筋商品を確保しましょう。 -
マーケティング・販促
商品をどう見せるか、どんな層にアプローチするか、SNSや広告の運用はどうするかなどを考えるのが“攻め”の戦略です。
ここに力を入れるほど、売り上げに大きく影響します。 -
顧客対応・信頼構築
購入後のフォローや問い合わせ対応など、リピーターを増やす仕組みを整えることも重要です。
新規顧客よりリピーターの方が売り上げに貢献しやすいので、ここをおろそかにしないでください。
“ケチケチマインド”から抜け出そう
「お金を節約したい」という気持ちはわかりますが、
- 何でも自分でやる
- 知識の浅いまま取り組む
- 時間を無駄に消費する
こうした“ケチケチマインド”が、むしろ大きな出費を生み出していることに気づきましょう。
成功している人たちは、自分が得意なことに集中し、不得意な部分はプロへ依頼する賢い選択をしています。
結果として、限られた時間や資金を効率よく使い、より大きな利益を生み出しているのです。
まとめ
ビジネスで成果を上げるために最も重要なことは、センターピン(本質)を見誤らないことです。
物販ビジネスであれば「商品を仕入れて、売る」ことがすべての軸になります。
- 自分がやらなくていいことは、専門家に任せる。
- 時間もお金も、本当に必要な部分に投資する。
- デザインや撮影などは、必要に応じてプロに外注する。
そうすることで、あなたは本来やるべき仕事に集中でき、結果的に売り上げも利益も伸ばしていくことができます。
ぜひ、ビジネスの優先順位をもう一度見直し、“センターピン”を外さないように取り組んでみてくださいね。