どうも、Kazuです。
今日は、AIに毎回同じ説明をしないための話をします。
AIを開くたびに、会社のことから説明していませんか。
何を売っているか。
誰に売っているか。
今どこで困っているか。
前に何を決めたか。
毎回ここから書いていると、AIを使っているのに、仕事の開始が毎回リセットされます。
10分なら大したことがない、と感じるかもしれません。
でも、数字を見たいとき。
発信の下書きを作るとき。
次の打ち手を整理したいとき。
そのたびに前提を書き直していたら、1週間でかなりの時間になります。
説明に何分使っているか、数えてみる
僕は、AIを使い始めたころにこの時間を数えてみました。
数字を分析してもらう前に、まずレポートの場所を探す。
そのレポートが何の数字かを説明する。
前月に何を試したかを書き足す。
最後に、何を判断したいのかを書く。
AIへ質問する前に、もう10分から20分が過ぎている。
しかも、その説明は翌週にほぼ同じ形で繰り返されます。
これは、AIの性能の問題ではありません。
前回の仕事が、次の仕事の開始地点へつながっていないだけです。
AIは、渡していない前提まで正確には知りません。
察してくれる魔法の相手ではないんですよ。
ただ、前回までに渡した資料と決めたことを読める状態にしておけば、次は説明の続きではなく、仕事の続きから始められます。
ここが変わると、AIを開いた直後にやることが変わります。
「うちの事業は」と書く時間ではない。
「先週決めたこの数字を見て、次の候補を出して」と進める時間になります。
作業の終わりに、次の開始地点を残す
大きな仕組みから作らなくても大丈夫です。
僕がまずやるのは、作業を終える前に4行だけ残すことです。
今日確認したこと。
今日決めたこと。
まだ分からないこと。
次に最初に見る資料。
これだけです。
たとえば、広告の数字を見た日なら、最後にこう残します。
「反応が落ちた広告を2つ確認した」
「今週は出稿を増やさず、訴求を1つだけ変える」
「購入後の数字はまだ見えていない」
「次は広告レポートと注文データを一緒に読む」
次にAIを開くとき、この4行と資料を先に読ませます。
すると、前回の説明を再現する必要がない。
途中で止まっていたところから、次の質問に進めます。
次の自分が、迷わないメモにする
この4行は、AIのためだけのメモではありません。
次に作業を始める僕が、迷わないためのメモです。
仕事は、前回と同じ気分で始められるとは限りません。
午前に別の返信が入ることもある。
数字を見る予定だったのに、急ぎの作業が増えることもある。
そんなとき、開始地点が残っていないと、前回どこまで考えたかを探すところから始まります。
前のチャットを開く。
フォルダを探す。
資料の数字を見直す。
気づけば、肝心の判断に入る前に時間が過ぎます。
だから、4行目の「次に最初に見る資料」まで書いておく。
資料が2つなら、2つとも書いておく。
次にAIへ渡す問いが決まっているなら、その問いも残しておく。
たとえば、「今週の数字を見て、先週決めた訴求を続けるか確認する」と書くだけでいい。
翌朝は、説明文を書かずに、その資料と4行をAIへ読ませる。
すると、すぐに昨日の続きから考えられます。
この違いは、1回では目立ちません。
でも、毎日の開始が早くなると、午後に残る仕事の量が変わります。
メモは、立派な日報にしなくて大丈夫です。
長く書こうとすると、続きません。
僕も、迷った日の方が短く残します。
「まだ決めない。数字をもう1つ見る」
これでも次の開始地点になります。
決めていないことを残すのも、前提を渡すことの一部です。
AIへ読ませるときも、「前回はここで保留にした。今日はこの数字を見て判断したい」と続けられます。
迷いまで含めて開始地点を残すと、作業が次の問いへつながります。
前提を置く場所を、毎回変えない
次に大事なのは、資料の置き場所です。
前回のメモはチャットの奥。
数字は別のフォルダ。
判断した理由は頭の中。
これでは、人間でも続きを始めにくいです。
AIに読ませるためだけではありません。
自分自身が、先週どこまで進めたかを思い出すためにも、同じ場所に置く価値があります。
仕事の途中で資料探しが始まると、考える前に疲れます。
逆に、開始地点が見えていると、午前の最初の30分で数字を確認し、次の行動まで決められる。
その日の仕事が、説明作業から始まらなくなります。
もちろん、AIが過去の資料を勝手に正しく理解し続けるわけではありません。
必要な資料を、必要なときに読ませる。
前回の結論を、今回の出発点として渡す。
この小さな習慣が、毎回の説明時間を削ります。
作業を終える前に、今日決まったことを残す。
次の作業を始める前に、前回の結論を読ませる。
説明を始める前に、必要な資料がそろっているかを確認する。
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AIを使う前に、毎回説明する。
この状態を終わらせるだけで、仕事の進み方は変わります。
次回の開始地点を残す。
まずは、ここからです。
前回の説明を繰り返す時間は、目に見えにくいコストです。
次回の開始地点を残すだけで、その時間は減らせます。
毎回の説明が10分短くなるだけでも、1週間では次の原稿や数字を見る時間が残ります。
AIを開いたら、前回の続きを始める。
この感覚が出てくると、仕事は止まりにくくなります。
説明ではなく、判断から始められるからです。


