社員にAIが定着しない本当の理由|やる気ではなく”向き不向き”の話

どうも、Kazuです。

今日は、「社員にAIを使ってもらおうとしても、なぜか続かない」という話をします。

「社員にAIを使ってほしい」のに、定着しない

経営者の方から、よくこういう相談を受けます。

「社員にAIを使ってもらいたいんだけど、なかなか定着しなくて」

ChatGPT(対話型AI)のアカウントを配って、
「これからはAIを使ってね」と伝えて、
ちょっとした勉強会もやった。

でも、しばらくすると、誰も使っていない。
アカウントを5人に配っても、開いているのは、1人いるかどうか

これ、本当によく聞く話です。

でも、社員さんが悪いわけではない

そして、ほとんどの場合、社員さんが悪いわけではありません。

ちょっと、考えてみてほしいんです。

その社員さんには、もともとの業務があります。
毎日やることが決まっていて、それで手一杯です。

そこに「AIも使ってね」が、上から乗っかってくる。

興味がある人なら、面白がって触ります。
でも、興味がない人にとっては、AIは“増えた仕事”でしかありません。

新しいツールを覚えて、使い方を調べて、うまくいかなくて、また調べて。
正直、めんどくさい。

しかも、使わなくても、今までの仕事は回る。
だったら、慣れないことをやるより、いつものやり方で済ませたくなる。

これは、サボりではなくて、人として自然な反応です。

人は、興味のないものを、無理には覚えられません。

僕自身、興味のない分野の勉強は、まったく頭に入りません。
たぶん、誰でもそうだと思います。

「社員に任せる」がうまくいく会社の条件

だから、「社員に任せる」がうまくいくのは、
社内に、AIを面白がって勝手に触る人がいる場合だけなんです。

そういう人がいる会社は、放っておいても進みます。
むしろ「やめろ」と言っても触っています。

でも、そういう人がいない会社で、興味のない社員さんにAI活用を任せても、たいてい、止まります。

止まる理由は、「向いている人がいなかった」だけ

ここを勘違いすると、

「うちの社員はやる気がない」
「言ったのに、やってくれない」

と、人のせいになってしまう。

でも実際は、やる気の問題ではなくて、”向いている人がいなかった”だけ、ということが多いんです。

だったら、得意な人に外から関わってもらう

じゃあ、どうするか。

社内にAI好きがいないなら、無理に誰かへ押し付けるのではなくて、
すでにAIを毎日使っている人に、外から関わってもらう。

そっちのほうが、ずっと早いです。

これは、社員に限った話ではありません。
一人でやっている方が、外注やパートナーを選ぶときも、同じです。

AIを業務に落とし込むというのは、実は、けっこう専門的な作業です。

どの業務を、どう変えるか。
どのツールを、どう組むか。
どんな手順にすれば、現場が使えるか。

これを、興味のない人がゼロから覚えるのは、かなりしんどい。

だから僕は、「社員にやらせる」の前に、一度立ち止まってほしいと思っています。

その仕事、本当に社内の誰かがやるべきことなのか。
それとも、得意な人に任せたほうが、みんなが楽になるのか。

ここを考えるだけで、ずいぶん変わります。

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