AIに過去2年のデータを見せたら、10年分のミスが出てきた話

どうも、Kazuです。

先日、ある物販セラーの方とお話ししていて、こんな相談を受けました。

「複数のモールで10年やってるんですけど、商品データがぐちゃぐちゃで、もう何が正しいのか分からないんですよね」

売上はある。
扱う商品も多い。
でも、足元のデータがどうなっているか、自分でも把握しきれていない。

これ、長くやっている人ほど、よく聞く話です。

今日は、その「データのぐちゃぐちゃ」をAIに見せたら何が起きたか、という話をします。

モールごとに、同じ商品が「別物」になっていた

物販をやっていると、Amazon、楽天、自社ショップと、複数のモールで同じ商品を売ります。

このとき、商品にはSKU(在庫管理番号)という番号をつけて管理します。

ところが、これがモールごとにバラバラになっていることが、本当に多いんです。

同じ商品なのに、Amazonと楽天で番号が違う。
タイトルの文字数制限に合わせて、表記が微妙に違う。
大文字と小文字が混ざっている。

その方の過去2年分の売上データを、AIに丸ごと読み込ませてみました。

すると、同じ商品なのにシステム上は「別商品」として扱われている不一致が、いくつも出てきたんです。

これが何を意味するか。

どの商品が本当に売れているのか。
どの商品の利益が薄いのか。
その一番大事な数字が、ずっと曇って見えていなかったということです。

でも、責めるべきは「人」じゃなかった

こういう話をすると、つい「登録した担当者のミスだ」と思いたくなります。

実際、その方も最初は「うちのスタッフがちゃんと登録してこなかったから」と言っていました。

でも、僕はそうは思いません。

何百という商品を、複数のモールに、何年もかけて登録していく。
そのすべてを、人の目で表記のゆれまでチェックするのは、そもそも不可能です。

しかも、昔はそれを見抜く道具がありませんでした。

これは、人のミスじゃなくて、仕組みがなかっただけ。

AIがなかった時代に、何千件のデータを手で突き合わせろというのが、そもそも無理な話だったんです。

逆に言うと、今はその突き合わせを、AIが一瞬でやってくれる
やっと、気づける時代になったということです。

「今あるものでどうにか」が、逆に泥沼だった

その方は最初、こう考えていました。

「今あるデータを、なんとか活かして整理できないか」

気持ちは、すごく分かります。
ゼロから作り直すのは、面倒ですから。

でも、ぐちゃぐちゃのまま無理やり繋ぎ合わせようとすると、かえって泥沼にハマります。

作業しながら、本人もこう言っていました。

一番の近道は、遠回りの方だったかもしれない

中途半端に既存のものを活かそうとするより、一度ちゃんとした土台を作り直す方が、結局いちばん早い。

これは、データに限った話じゃないですよね。
仕事のやり方そのものに、当てはまる話だと思います。

AIに渡すべきだったのは、「過去」そのもの

じゃあ、どう作り直すか。

やることは、シンプルです。

過去のデータを全部AIに渡して、「これからはこのルールで管理する」という型を一緒に作る

商品の番号のつけ方、モールをまたいだときの統一ルール、新しい商品を登録する手順。
このあたりを一度、AIと一緒に決めてしまう。

これを一度AIの中に記憶させてしまえば、どうなるか。

次に新しい商品を登録するときは、新人がやっても、AIがルール通りにチェックしてくれる。

つまり、社内ルールが、人の頭の中ではなく、AIの中に蓄積されていく。

人が辞めても、引き継ぎでバタバタしても、ルールはAIが覚えている。
これが、地味だけど、ものすごく効きます。

あなたのデータも、たぶん同じ状態です

長く物販をやっている人で、商品データが完璧に整っている人を、僕はあまり見たことがありません。

みんな、どこかしらバラバラです。
そして、そのバラバラに、自分では気づけていない。

でも、それはあなたが雑だからではありません。
今まで、それを見抜く道具がなかっただけです。

一度、自分の過去のデータを、全部AIに見せてみてください。

たぶん、自分でも気づいていなかったミスや無駄が、いくつも出てきます。

見えていないものは、直せません。
逆に、見えるようにするだけで、次にやることが驚くほどはっきりします。

あなたの商品データを、どうやってAIで整理して、ミスの出ない仕組みにしていくか。
それは、一度話すだけで、かなり具体的に見えてきます。

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