どうも、Kazuです。
コンサルや講師の仕事をしている方ほど、AIの使い方を少し勘違いしているかもしれません。
AIを入れると、仕事を奪われる。
自分の知識が不要になる。
顧客がAIに直接聞けばいい状態になる。
そういう不安を持つ方もいると思います。
でも、現場で見ていると、起きていることは逆です。
AIを入れたコンサルほど、アドバイスが具体的になっていくんですよね。
コンサル生が動かない理由を、やる気だけで片づけない
コンサルや講座をしていると、こういう場面があると思います。
言ったことをやってくれない。
次回までの宿題が進んでいない。
同じ説明を何度もしている。
本人も頑張ると言っているのに、行動が止まる。
こういうとき、つい「やる気がない」「素直じゃない」「行動量が足りない」と見てしまいがちです。
もちろん、それもゼロではありません。
ただ、最近は別の見方もしています。
相手が動かないのは、納得できる判断材料が足りていないだけということも多いです。
「これをやった方がいいですよ」だけでは、正論に聞こえます。
でも、なぜ今それなのか。
なぜ他の作業ではなく、それを先にやるのか。
やらなかった場合、どこで数字が詰まるのか。
ここまで見えると、相手の受け取り方は変わります。
経験と勘だけだと、正論で止まる
僕も、経験や勘を否定しているわけではありません。
むしろ、コンサルや講師の価値は、過去の経験にかなり乗っています。
過去に似たパターンを見たことがある。
この数字の動きは危ないと感じる。
この人は今、変な方向に進みそうだと分かる。
こういう感覚は、AIだけでは出しにくい部分です。
ただ、その感覚をそのまま言葉にすると、相手にはこう聞こえることがあります。
「もっと頑張りましょう」
「商品を見直しましょう」
「広告を改善しましょう」
「発信を増やしましょう」
間違ってはいません。
でも、その言い方だけだと、相手の中では行動に落ちないんですよね。
なぜなら、本人の頭の中では、まだ「自分ごと」になっていないからです。
AIにレポートを読ませると、指摘が数字に変わる
ここでAIが効いてきます。
売上データ。
広告レポート。
在庫の動き。
過去の注文履歴。
前回のZoomの文字起こし。
その人が前回やると言っていたこと。
こういう材料をAIに見せてから、コンサル前に整理します。
すると、アドバイスが変わります。
「広告を見直しましょう」ではなく、
「この商品はアクセスはあるのに、購入率が落ちています」になる。
「商品を変えましょう」ではなく、
「過去に売れた商品への執着で、次の候補検証が遅れています」になる。
「発信しましょう」ではなく、
「今の顧客層に刺さるテーマは、初心者向けではなく経験者向けです」になる。
この違いはかなり大きいです。
AIを入れると、抽象的な助言が「今週やること」まで落ちやすくなるんです。
相手の性格や反応も、AIに残しておく
数字だけでは足りません。
コンサルや講師業では、相手の性格もかなり重要です。
数字で見せると納得しやすい人。
最初は否定から入る人。
過去の成功体験を手放しにくい人。
自分の考えを聞いてほしい人。
やることが増えると止まる人。
褒められると動く人。
逆に、厳しく言われないと動かない人。
こういう情報も、全部コンサルの判断材料です。
でも、人間だけで覚えておくのは限界があります。
顧客が増えれば増えるほど、前回の会話、前回の温度感、本人が嫌がったこと、逆に食いついたことを忘れていきます。
そこで、Zoomの文字起こしや日報をAIに残しておく。
すると、次回の前にAIへ聞けます。
この人は前回、何に反応していたか。
何を後回しにしそうか。
数字で見せた方がいいのか。
先に気持ちを受け止めた方がいいのか。
今日のZoomで必ず決めるべきことは何か。
これは、単なる議事録ではありません。
次回の提案精度を上げるための、顧客ごとの記憶です。
AIはコンサルを置き換えない。準備の質を上げる
ここを勘違いしない方がいいです。
AIがあるから、コンサルが不要になるわけではありません。
むしろ、AIを使うほど、最後に人間がやるべきことがはっきりします。
AIは、資料を読む。
数字の変化を見る。
論点を出す。
次回話すべき順番を整理する。
宿題候補を出す。
でも、最終的にどこまで踏み込むか。
相手にどう伝えるか。
今日決めさせるのか、次回まで考えさせるのか。
どこで背中を押すのか。
ここは人間の仕事です。
AIに丸投げするのではなく、AIに下準備を任せる。
この感覚で使うと、コンサルの仕事はかなり変わります。
講師・士業・顧問業ほど、先に入れた方がいい
この使い方は、物販コンサルだけの話ではありません。
士業。
講座業。
スクール運営。
店舗支援。
広告運用。
経営顧問。
業務改善の伴走。
相手の状況を見て、次の一手を提案する仕事なら、かなり相性がいいです。
なぜなら、顧問業やコンサル業の本質は、知識を渡すことだけではないからです。
相手の状況を読み、優先順位を決め、動ける形にすること。
ここにAIを入れると、かなり強いです。
毎回、同じ説明をしている。
毎回、相手の資料を読むのに時間がかかる。
毎回、次回までに何をやらせるかが曖昧になる。
もしそうなら、AIを入れる場所はあります。
AIは、あなたの代わりに顧客を見るのではなく、あなたが顧客を見る解像度を上げるために使えます。
PS
最近、AI顧問(あなた専用のAIを育てる伴走サービス)の現場で、かなり手応えを感じているのがこの部分です。
AIを使って、ただ文章を作る。
AIを使って、ただ調べものをする。
それも便利です。
でも、顧客の資料、過去の会話、数字、本人の癖まで見せると、AIの使い方は変わります。
コンサルや顧問の仕事そのものが、少しずつ変わっていきます。
自分のサービスにもAIを入れたい。
顧客ごとに、もっと具体的な提案を出したい。
でも、どのデータを渡せばいいか分からない。
そういう方は、一度相談に来てください。


