どうも、Kazuです。
今日は物販やってる方にとって、
一番リアルで一番怖い話をします。
それは「在庫」の話です。
もっと正確に言うと、
“気づいたら在庫が腐ってた” という現象について。
これ、物販経営者なら1回は経験しているはずです。
あの瞬間の、胃がキュッとする感じ。
倉庫の奥で静かに眠っている売れ残り。
そこに寝てる現金の量を想像して、背筋が寒くなるあの感覚。
ぶっちゃけ、僕の顧問先(年商5億円の物販社長)も、
最初はまったく同じ状態でした。
でもある仕組みを入れてから、
その悩みが構造的に消えたんです。
今日はその話をします。
在庫って、一番ヤバい「見えない借金」です
在庫って数字上は「資産」です。
でも現場の感覚では、ちょっと違う。
売れてない在庫は、
動かない現金です。
銀行に置いてあれば使えるお金が、
倉庫の奥で寝ている。
それだけならまだいい。
時間が経てば経つほど、
- 流行遅れになる
- 型落ちになる
- 賞味期限が切れる
- 倉庫保管料は毎月発生する
つまり「寝てるだけ」じゃなくて、
じわじわ目減りしているんですよ。
にもかかわらず、
多くの物販経営者はこの現実に気づくのが遅れる。
なぜか?
理由は単純です。
「気づくための仕組み」を
持っていないからです。
Kさん(年商億の物販社長)の話
去年、僕の顧問先になってくれた
Kさんという物販経営者がいます。
中国輸入で、
Amazon・楽天・Yahoo の3モール展開。
年商5億円。
社員も複数人抱えているバリバリの経営者です。
最初のセッションで、
Kさんは正直にこう話してくれました。
「Kazuさん、正直に言うと、
どの商品に、今、現金がどれくらい寝てるのか、
正確に把握できてないんですよ」
年商億の経営者ですよ?
それでも、自分の会社の在庫の現金量が
正確には見えていなかった。
でもこれ、
Kさんがズボラだったわけじゃない。
むしろ逆で、
Kさんは誰よりも真面目に
Excelで在庫管理をしていたタイプです。
じゃあなぜ、把握できなかったのか?
答えは次の章で話します。
Excelで在庫管理が”詰む”たった1つの理由
結論から言います。
Excelは 「記録する道具」 としては優秀なんです。
でも 「気づかせてくれる道具」 じゃない。
ここが致命的。
どういうことか、具体的に説明します。
たとえばあなたが、
2026年1月に〇〇を500個仕入れたとします。
仕入額は14万円。
販売期限は3ヶ月を目安にしていた。
でも、忙しい。
新商品のリサーチ、広告運用、社員の教育。
気がつけば4月。
ふと在庫を見たら、120個残ってた。
しかも売れ行きはどんどん落ちている。
ここで初めて気づくわけです。
「あ、このSKU、死に筋だ」
でも、もう遅い。
120個分の現金(約4万円)は、
倉庫で眠り続けることになる。
これが「気づいたら在庫が腐ってた」のリアルです。
Excelを真面目に管理してたのに、なぜ気づけなかったか?
簡単です。
Excelは、あなたが「見に行った時しか」教えてくれないから。
向こうから「このSKU、もうヤバいですよ」と言ってはこない。
・・・これ、致命的なんですよ。
忙しい経営者ほど、
向こうから教えてくれる仕組みが要る。
ここから学べる3つの教訓
Kさんの事例から、
僕が整理した教訓は3つです。
教訓①:在庫管理は「記録」じゃなく「検知」が本質
Excelに数字が並んでいるだけでは不十分。
「今、ヤバいSKUはどれか?」を
向こうから教えてくれる状態まで作る。
これができて初めて、
在庫管理は「仕組み」になります。
教訓②:経営者は”見に行く側”から卒業する
作業員は、毎日Excelを開いて数字を見に行きます。
オーナーは、ダッシュボードが「判断すべきこと」を持ってくるのを待つ。
この立ち位置の違いは、死活問題です。
Kさんも、ここに気づいた瞬間に
一気に変わりました。
教訓③:判断基準を”数字”で固定する
「なんとなく」で在庫を眺めていると、
いつまで経っても判断できない。
たとえばこんな基準を、最初に決めておく。
- 残日数が14日を切ったら → 緊急補充
- 残日数が30日を切ったら → 追加仕入れ検討
- 残日数が180日を超えたら → 死に筋・撤退検討
- 粗利率が20%を切ったら → 価格見直し
基準さえ決まれば、あとは機械的にアラートを出すだけ。
感情や忙しさに左右されません。
で、その仕組みってどうやって作るの?
ここからが本題です。
Kさんに実際に入れた仕組みを、
そのまま公開します。
使うのは、この2つだけ。
- Claude(クロード)という AI
- Obsidian(オブシディアン)というメモソフト
どちらも、パソコンが苦手な方でも使えます。
Claudeは「ChatGPTの高性能版」、
Obsidianは「自分専用の高機能メモ帳」と思ってください。
この2つを組み合わせると、何が起きるか。
毎月、在庫データをClaudeに渡すだけで、
「今、判断すべきSKUのリスト」が自動で出てくるようになります。
仕組みの作り方|3ステップで完成
ステップ1:Obsidianに「物販管理」フォルダを作る
まず、データを置く「箱」を作ります。
Obsidianを開いて、次のようなフォルダを作ってください。
物販管理/
├── 00_ダッシュボード.md
├── 01_アラート.md
├── 10_仕入れ台帳/
├── 20_販売実績/
└── 30_在庫スナップショット/
使うのは主に「01_アラート.md」と「30_在庫スナップショット/」です。
ここに、毎月の在庫データと、Claudeが出すアラートを溜めていきます。
ステップ2:Claudeに「判定ルール」を教える
次に、Claudeに「どういう基準でアラートを出すか」を教えます。
物販管理フォルダの中に「CLAUDE.md」というメモを作り、以下をコピペ。
# このフォルダでのClaudeの役割
あなたは物販事業の在庫を監視する係です。
## 判定ロジック
各SKUごとに「残在庫 ÷ 日販平均 = 残日数」を計算し、
以下の基準で状態を判定してください。
- 残日数 < 14日 → 🚨 緊急補充
- 残日数 < 30日 → 🔴 追加仕入れ検討
- 月販100個超 × 3ヶ月継続 → 💡 OEM化候補
- 残日数 > 180日 → ⚠️ 死に筋・撤退検討
- 粗利率 < 20% → 💸 価格見直し
## 出力先
判定結果を「01_アラート.md」に書き出すこと。
カテゴリ別に整理し、資金拘束額も併記する。
これで、Claudeは「在庫監視員」として動いてくれます。
ステップ3:毎月、販売データを渡すだけ
月1回、各モール(Amazon・楽天・Yahoo)の販売データをダウンロードして、
Claudeにこう伝えます。
今月の販売データです。
各SKUの残日数を計算して、
アラートを01_アラート.mdに書き出してください。
これだけ。
30秒もかからないです。
実際に出てくるアラート例
Claudeが返してくれるアラートは、こんな感じになります。
# 🚨 物販管理アラート(2026-04-24 更新)
## 🔴 追加仕入れ要検討(3件)
| 管理番号 | 商品 | 残在庫 | 残日数 | 推奨発注数 |
|---|---|---|---|---|
| 2026-0115-003 | トイレシーツM | 87個 | 18日 | 500個 |
| 2026-0201-002 | 撥水マット小 | 42個 | 12日 | 300個 |
## 💡 OEM化検討候補(2件)
| SKU | 理由 | 現状粗利 | OEM試算粗利 |
|---|---|---|---|
| 撥水シーツL | 月販120個×4ヶ月継続 | 32% | 48%(+16%)|
| ペットトイレシーツ | 既存ベストセラー | 28% | 45%(+17%)|
## ⚠️ 死に筋・撤退検討(1件)
- 2025-1203-004 キャットトンネル
残210個 / 期限超過12日 / 資金拘束145,000円
## 💸 粗利改善候補(2件)
...
これが、毎月自動で上がってきます。
Kさんは、この1枚のアラートを見るだけで、
経営判断がほぼ終わるようになった。
月に30分。
ただそれだけ。
Kさんの変化|数字で見る Before/After
この仕組みを入れる前と後で、
Kさんの働き方はこう変わりました。
| 項目 | Before(Excel運用) | After(Claude×Obsidian) |
|---|---|---|
| 死に筋に気づくまで | 平均2ヶ月遅れ | 月次で即検出 |
| 在庫レビュー時間 | 月末に丸2日 | 月1・30分 |
| 資金拘束額の把握 | 把握していなかった | 常時可視化 |
| 追加仕入れの判断 | なんとなく | データで即決 |
| 社員への共有 | 属人化 | フォルダ共有で即完了 |
Kさんは、2回目のセッションでこう言ってくれました。
「今まで、なんで在庫が腐ってたのか、
ようやく腑に落ちました。
仕組みがなかっただけなんですね」
その通りなんですよ。
Kさんが怠けていたわけじゃない。
能力が低いわけでもない。
仕組みを持っていなかった、それだけ。
よくある質問(FAQ)
Q1. パソコンが苦手でも本当にできますか?
A. できます。
Kさんも最初は「ターミナル?何それ」のレベルでした。
大事なのは、手順通りにやるだけ。慣れれば30分で終わります。
Q2. 費用はどれくらいかかりますか?
A. Obsidianは無料、Claudeは月額20ドル(約3,000円)〜。
死に筋が1個でも減れば、すぐに元が取れます。
Q3. 既存の在庫管理ソフトから切り替えるべき?
A. 切り替える必要はありません。
この仕組みは 「判断するためのレイヤー」 を追加するものです。
既存ソフトからCSVで出せれば、そのまま使えます。
Q4. データが消える心配はありませんか?
A. Obsidianのメモは自分のパソコンに保存されます。
DropboxやOneDriveと同期すれば、パソコンが壊れても復元できます。
サービス終了のリスクも、ほぼゼロ。
Q5. 社員にも使わせられますか?
A. 全然いけます。
フォルダを共有して、社員さんにも同じClaudeを入れるだけ。
Kさんのところも、経理担当の社員さんが経費追加を担当しています。
Q6. 仕入れ台帳と連動できますか?
A. できます。
同じObsidianの中に「10_仕入れ台帳」がある前提で、
Claudeが自動で照らし合わせてくれます。
※仕入れ台帳の作り方は 別記事 で解説しています。
Q7. 判定の基準は変えられますか?
A. 自由に変えられます。
「残日数の閾値を14日→21日にしたい」と伝えれば、
すぐに調整してくれます。
Q8. 小規模な物販でも意味ありますか?
A. 逆に、小規模なほど死活問題です。
資金に余裕がない分、1つの死に筋が経営を圧迫します。
年商1,000万の物販でも、むしろ早く入れるべきです。
まとめ|在庫管理は「気づくための仕組み」で決まる
最後に、今日の話を3行でまとめます。
- 在庫は「見えない借金」。気づくのが遅れると、現金が死ぬ
- Excelは「記録」には向くが「検知」には向かない
- Claude × Obsidian で、向こうから教えてくれる仕組みが作れる
物販で本当にやるべきは、
新商品の選定、仕入れ先との交渉、販売戦略。
在庫を眺めて時間を使う仕事じゃない。
もし今、あなたが
「うちの在庫、ヤバいのあるかも」と少しでも思ったなら、
それは
仕組みを入れるサインです。
📮 追伸:この仕組みを「一緒に構築してほしい」あなたへ
ここまで読んでくれたあなたに、
正直な話をします。
この記事を読んで、
「やってみよう」と思った人の8割は、
たぶん途中で挫折します。
別に馬鹿にしてるわけじゃない。
CLAUDE.mdの書き方を自社に最適化したり、
社員さんに教えたり、
仕入れ台帳と連動させたり・・・
一人でやるには、意外と多いんですよ。
Kさんも、最初は「自分で組もう」としてました。
でも2週間で諦めて、僕のところに来てくれた。
・・・で、結果どうなったか。
Kさんは今、
月1・30分の経営レビューだけで
全SKUの判断を終わらせています。
その時間で、今まで手が回らなかった
輸出事業(eBay・catawiki)のテコ入れに集中できるようになった。
つまり、
在庫管理の時間を、利益を伸ばす時間に変えたわけです。
これが、AI顧問がやっていることの本質です。
AI顧問で手に入るもの
- あなたの物販事業に最適化されたClaude×Obsidianの仕組みを、一緒に構築
- 在庫だけじゃなく、仕入れ・販売レポート・OEM判断まで段階的に導入
- 社員さんへの展開方法・教育マニュアルも作成
- 月2回のZoom個別セッションで、あなたのビジネスに合わせて調整
- 迷ったときはチャットでいつでも相談可能
すでに参加されている方々
- 年商億の中国輸入
- 欧米輸入+eBay・catawiki輸出の複合物販
- Amazon・楽天・Yahoo 3モール展開中のEC事業者
共通してるのは、
「規模が大きくなるほど、管理に時間を奪われて、利益を伸ばす時間がなくなっていた」
という状態だったこと。
Kさんは、導入2週間後にこう言ってくれました。
「これ、使わないと、
この先この業界の人たちみんなやられちゃいますね」
正直、僕もそう思います。
物販は、
仕組みを持っている人と
作業でなんとかする人で、
これから圧倒的に差がつきます。
あなたがどちら側に行くかは、
今日この瞬間に決まります。
※募集枠には上限があります。
興味がある方は、早めにページをご確認ください。
追伸の追伸:余談ですが
実はこの記事を書いている間、
Kさんからチャットワークが届きました。
内容を要約すると、こんな感じ。
「Kazuさん、この前教えてもらった判定ロジック、
社員に共有したら、
“これ神ですね” って言ってました」
・・・神ですよ(笑)
でも、これが普通になる世界って、
案外すぐそこまで来てるんです。
1年後、あなたの競合は、
たぶんこの仕組みを入れてます。
じゃあ、あなたは?



