どうも、Kazuです。
今回は無在庫販売で稼ぐコンサル生のNOEさんを招待して対談していこうと思います。
NOEさんは無在庫販売を2021年の3月にスタートして2021年の12月現在は月商150万(利益50万円)という短期間で大きな成果を出しています。
そんなNOEさん短期間で結果を出すために、どんな取り組みをしてきたかを僕が初心者の目線になって、いろいろ質問して聞き出してきました。
NOEさんがやってきたことを深堀していけば、あなたのビジネスのヒントも見つかると思います。ぜひ対談記事を見ながら学んでみてください。
一年で6店舗を運営

NOEさん、本日はよろしくお願いします。
こちらこそ、よろしくお願いします。

NOEさんは無在庫販売で短期間で大きな結果を出していますが、取り扱いのジャンルはなんですか?
主にレディースアパレルを取り扱っています。

レディースアパレルを選んだ理由とかありますか?
レディースアパレルの市場が一番大きくお金が動いている市場なので、レディースアパレルの市場を選びました。

NOEさんは男性ですが、レディースアパレルの商品の知識があるんですか?
男性がレディースアパレルだと難しい印象があるんですよね。レディースアパレルに関して勉強とかしましたか?
男性でもレディースアパレルの商材は問題なく扱えますし売れます。
アパレルに関して勉強などは一切していません。売りながら覚えていくって感じですね。
無在庫販売はリスクがないので、いろんな商品を店舗に並べてみて、お客さんの反応をみています。

確かにリスクがないので、売れるか売れないか分からない商品でも出品することにお金はかからないので、とりあえず販売してみて反応を見ていくって感じなんですね。
そうです。
無在庫販売は出品数が売り上げに直結するので、出品する、出品しないで迷ってる時間があれば、なんでも販売してみたほうがいいです。
迷ってるだけ時間の無駄なんですよね。

なるほど。現在は何店舗に出店していますか?
現在は楽天市場、Qoo10、BASE、ヤフーショッピング、AUペイマーケット、Shopifyの6店舗を運営しています。

多いですね!
無在庫販売をスタートする前から、それぞれの媒体のアカウントを持っていたんですか?
いえ、無在庫販売をスタートしてから、各媒体のアカウントを作りました。
まさか自分が1年もしないうちにこれだけの店舗を運営できるようになるとは思ってもいませんでした(笑)
月収150万円から月収15万円のどん底

NOEさんはこのビジネスをやる前はどんなビジネスをされていたんですか?
以前はヤフオクの国内無在庫販売をやっていました。

一応、無在庫販売をられていたんですね!てことは初心者ってわけでもなさそうですね。
無在庫販売といっても国内無在庫販売と今やってる中国輸入の無在庫販売とはまったく内容も手法も違いますので、おなじ無在庫販売とは言えないですね。

ヤフオク無在庫はそんなに稼げなかったんですか?
4~5年前までは、ヤフオク無在庫で最高月収150万円くらい稼ぐことができていました。

すごい!どうして辞めたんですか?
ヤフオクの規制も厳しくなり、「アカウントを作っては閉鎖、作っては閉鎖」の繰り返しで収入が毎月減り続けて、気づいた時には収入は15万円くらいまで減ってしまっていたんですよね。

10分の1まで減ってしまったんですね。
そんなビジネスは長続きするわけもないので、早めにやめて正解でしたね。
本当その通りで、購入者からのクレームも多いしアカウントも閉鎖になるし、精神的にもよくありませんでした。
こんなビジネスは長期的に稼げるわけがないと思っていた矢先、アカウントの8割が閉鎖したことで辞める決心ができました。
あの時辞める決断ができていなかったら、今頃どうなってたかと想像するだけで恐ろしいです・・・
今でも実践している人を見かけますが、辞めたほうがいいと教えてあげたいです。

クレームが毎日届くと精神的にもよくないですし、旅行にいったとしても毎日クレームが心配で旅行すらも楽しむことができませんね。
そうなんです。常に緊張した状態で落ち着くことがなかったんですよね。
一日中ずっと緊張している状態なので体にも精神にもよくありませんでした。
今のビジネスに切り替えてからは購入者からもいいレビューも入るし、ビジネスは自動化もできるし、売り上げも安定しているので、本当に気持ちがスッキリしています(笑)

それを辞めてから今の無在庫販売に取り組んだわけですね!
ダメというかまったく稼げないノウハウを売りつけているものが多く、参加者が稼ぐ企画というよりは、主催者が稼ぐためのコンサルだったんです。

なるほど。そういう人多いですよね。
参加者が何百名もいるようなスクール形式も参加者が稼ぐというよりは主催者が稼ぐためのスクールですからね・・・
そんな状況で、このままではまずいと思っていた矢先に、Kazuさんの「コンサル」の募集があったので、迷わずに参加することを決意しました。
募集開始と共にボタン連打ですぐに決済しました(笑)

そういう経緯だったんですね(笑)
Kazuさんは7年以上も前から知っていたので、躊躇せずに参加しました。
あとはマンツーマンで学べるとのことだったので、ここなら新しいビジネスを構築できると思いました。参加して大正解でしたね。
丸投げで5000商品のデータ登録

ありがとうございます。
話は戻りますが、無在庫販売は出品数が重要だと言ってましたが、現在は何商品ほど出品していますか?
現在は5000商品ほど出品しています。

Qoo10、BASE、ヤフーショッピング、AUペイマーケット、Shopifyのそれぞれに5000商品ということですか?
それともトータルで5000商品ですか?
それぞれの媒体で5000商品です。

全店舗を合わせたら25000件になりますね。
そうですね!基本、出品はすべて外注さんに任せているのでそこまで苦労はしていないです。
自分で出品したのは20商品もないんです(笑)

各店舗に5000件ずつ手作業で出品しているんですか?
いえ、最初にBASEに出品して、BASEに商品データが溜まったらシステムを使い、各店舗にデータを引っ越しているだけです。
なので、そこまで労力はかかってないです。各店舗に5000件で手作業は絶対に無理です(笑)

なるほど。システムで移行ができれば便利ですね。
もしこれから無在庫販売を始める初心者の方がいるとしたら、最初に出店するのはどこの媒体がいいですか?
最初はBASEに出店したほうがいいです。
理由は3つありまして
- 1:月額費用がかからない
- 2:出品作業が簡単
- 3:外注化が簡単にできる
この3つの理由でBASEから始めたほうがいいです。
BASE以外の媒体からスタートしたら、おそらく挫折するかと思います。

確かに楽天市場とかヤフーショッピングとかって商品登録が難しいですよね。
はい。無在庫販売は外注さんを使って商品登録していくので、初心者にとって楽天市場の商品登録とか難しすぎるんですよね。

外注さんにBASEの商品登録を依頼するときって、外注さんは初心者が多いですか?
9割は初心者です!
でもBASEは商品登録が非常に簡単なので、外注さんにマニュアル渡してしまえば、どんな初心者でも商品登録は1日あればできるようになります。
「誰でも」できるツールを開発

外注さんに商品登録を任せると言ってもそんなに簡単なことではないと思うんですよね。
タイトル作成だとか説明文作成とか。
初心者がキーワード集めたりするのって大変じゃないですか?
その通りです。初心者が手作業で商品登録をやると、キーワードをひとつひとつ集めてがタイトル作成するのが大変なんですよね。
実際に最初のころ外注さんに作業を任せてみたところ、作業工程が多くて「この単価では割に合わない」と言われ、数人の外注さんに辞められてしまいました。

当時は1件150円でお願いしてました。ただ、1件150円って割と高額なんですよね。
5000件依頼するとなると75万円も費用がかかってしまいます。
このままでは資金が持たないと思ったので、1か月間くらい考えて考えて思考錯誤して、ようやく商品タイトルや説明文を誰でも簡単に作れるツールを開発しました。

ツールというかエクセルなんですが、それを作ったことで、どんな初心者の人でもタイトルや商品説明の作成が容易になりました。

このツールはとても便利ですよね。自分で開発したんですか?
僕だけでは作れないので、プロの方に相談しながら時間とお金を使ってようやく作り上げることが出来ました。
結構苦労しましたが、作ってよかったと思います。これが無かったら今のように5000件出品できたのはもう少し先の話になっていたかもしれません。
商品登録ツールの使い方
ツールの初期設定

実際にこのツールの使い方を教えてください。
はい。かしこまりました。
まずはツールの方で、キーワードを設定しておきます。
一番下の、「アパレル」「バッグ・財布」「シューズ」「ドレス」「水着」のタブに、商品名で使う、キーワードを記入しておきます。
それぞれのタブをクリックすると、切り替えができます。今回は、「アパレル」のタブを開いてみます。
このような形で、商品名に使うキーワードを事前に記入しておきます。
僕は普段アパレルを取り扱っているので、アパレル用にキーワードを用意しています。
もしKazuさんがカー用品、工具、雑貨、メンズアパレルなどを商品登録するときは、Kazuさんの商品に合わせてキーワードリストを作成してください。
今回は、キーワードをまとめて置くタブを5つ用意しています。
商品の、種類、カテゴリに合わせてキーワードリストを作っておくととても便利です。
商品説明テンプレートのタブをクリックします。
右の方に、「入力によく使う項目プレート」を用意していますので、いつでも使えるように、よく使う項目をここにメモしておきます。
僕の場合、アパレル用に作っているので、「色」や「項目」を記入しています。
早速使っていきましょう。
商品タイトル作成
タイトル作成はとても簡単です。用意したキーワードの隣の□のところを、マウスでポチポチクリックしていくだけです。
□のところをクリックすると、□にチェックマークが入っているのが分かると思います。
これで、一番上の黄色く色付けしてあるところに、商品名が、手入力しなくても、自動で作成されていきます。
チェックの入った□をもう一度クリックすると、チェックが外れます。ちゃんと、キーワードとキーワードの間に、半角スペースも入っています。
商品名が、出来たら、黄色のセルにマウスを当てて、左クリックして、セルを選んでください。
その状態で、右クリック→「コピー」をクリックします。
この状態で、ECサイトの商品登録フォームを開いて、商品名を入力するフォームに貼り付けてタイトル設定は完了です。

ポチポチとクリックしていくだけで商品タイトルが出来上がった。
商品名の作成が終わって、新しい商品名を作りたい場合は、いちいちチェックマークを外す必要はありません。
赤枠の「RESET」ボタンをクリックするだけで全てのチェックマークを一気に外すことが出来ます。
商品説明文の作り方
アパレル商品など、ある程度決まった定型の内容を入力することもあると思います。
その場合、定型を決めておくととても便利です。
今回は、アパレルを例にして説明しますね。他のカテゴリーでも応用できるので、使ってください。
商品説明テンプレのタブをクリックしてこのタブで、商品説明欄を作りこんでおきます。
後は、この内容をBASEなどのECサイトの商品説明欄に貼り付ければOKです。
アパレルでよく使う項目は
- 色
- サイズ
- サイズの詳細
主にこの3つです。
用意していたテーブルから、「色展開」と、「項目」をコピーして貼り付けます。
次に、サイズを設定します。
サイズは、Sからのもの、Mからのも、Lからものもと、あります。
右の、サイズのボタンをクリックすると、反映されます。
項目の詳細の数字を入力しましょう。
先ほど入力した内容が、下のテーブルに反映されています。
それぞれの数字をオレンジのセルに入力しましょう。
これで準備完了です。
下にスクロールすると、黄色で塗られたセルに、BASEなどのECサイトように配置された商品説明が出来上がっています。
あとは、必要な部分を選択して、コピーして、ECサイトの商品説明欄に貼り付けるだけで説明文は完成です。
さらに下にスクロールすると、最初に設定した色×サイズで、バリエーション表が出来ています。
後は、必要な部分をコピーして、ECサイトのバリエーションの方に貼り付けましょう。
BASEのような、ECサイトのバリエーション設定のところに貼り付けましょう。
ここまでで、基本的な使い方は完了です。
この流れで商品登録を簡単にすることが出来ます。

あっという間に商品タイトル、説明文、バリエーションが完成しましたね!
これなら初心者でもすぐに商品ページ作りができますね。
Kazuさんのこの記事をマニュアルとして見せるだけでも、誰でも使いこなせると思います。
35万円も節約してコストカット

実際にこのツールを使ったことで商品登録の外注費用も安くすることができましたか?
はい。クリックするだけで商品タイトルや説明文が作れるようになったので、外注さんの負担も減りました。
商品登録の費用も1件あたり80円になり70円もコストカットができました。

1件あたり70円のコストカットは大きいですね!
5000件の依頼で35万円もコストカットができたということですね。
金額面だけでなく、外注さんも作業が楽になったと喜んでくれています。
今まで商品登録1件あたり20~30分はかかってたんですが、1件あたり10分以内でできるようになったと報告を頂いています。
このツールを使うようになってからは「作業が割に合わない」という理由で辞める人はいなくなりましたね。
外注さんが作業をしやすい環境を作ることも本当に大切なことだなと実感しました。