AIに全部を任せると仕事が遅くなる。調査するAIと実行するAIを分ける

どうも、Kazuです。

AIに市場調査を頼む。

競合を調べてもらう。

新商品の案も出してもらう。

ここまでは、かなり多くの人ができます。

でも、調査が終わったあとに仕事が止まる人がいます。

資料は増えた。

考えることも増えた。

けれど、今日終わらせる仕事は決まっていない。

原因は、1つのAIに調査から実行まで全部を任せようとしていることです。

調査が終わっても、現場は動かない

先日、EC事業と新商品の準備を並行している支援先とZoomで話しました。

新商品の調査。

販売ページの準備。

既存商品の移行作業。

請求書などの事業資料の整理。

どれも必要な仕事です。

そして、AIはそれぞれに役立ちます。

ただ、調査が立派でも、次に何を終わらせるかが決まらなければ、作業は増えるだけです。

そこで必要なのは、AIを増やすことではありません。

AIごとに、担当する仕事を分けることです。

AIは3つの役割に分ける

最初は、次の3つで十分です。

1. 調査するAI
市場、競合、商品、事例を深く調べる役です。

2. 実行を設計するAI
調査結果を読み、今週やる仕事を優先順位順に並べる役です。

3. 日常作業を進めるAI
資料の整理、下書き、形式の統一、確認漏れの洗い出しをする役です。

この3つを、同じAIが担っても構いません。

大事なのは、会話と指示を混ぜないことです。

調査を頼む会話で、いきなり今日のタスクまで決めようとしない。

調査結果を渡してから、別の役割として実行の順番を決める。

調査の次に聞くべき質問

調査が終わったら、そのまま次の調査を増やさないでください。

まず、こう聞きます。

この調査結果をもとに、今週やることを優先順位順に出してください。
各タスクに、完了条件と、先に確認すべきことを付けてください。
まだ情報が足りないものは、推測せず「確認が必要」と分けてください。

これで、調査結果が仕事に変わります。

たとえば「新商品の準備を進める」では大きすぎます。

試作品の確認条件を書く。

販売ページに必要な写真を洗い出す。

関係先へ確認する質問を3つに絞る。

この大きさまで落とすと、終わらせられます。

資料整理も、立派な最初のAI業務です

AI活用というと、売上分析や広告改善から始めようとする人が多いです。

もちろん、それも大事です。

でも、資料が散らかったままでは、分析に使う数字も、過去に決めたことも見つかりません。

その場合は、請求書、発注書、企画書などをまず1か所に集めることから始めます。

そのうえでAIに、分類案、ファイル名、移動先の候補を出してもらう。

いきなり自動で移動させる必要はありません。

最初は、人間が候補を確認してから動かせば大丈夫です。

AIに任せる範囲を小さく決めるほど、実際には始めやすくなります。

AIに任せるのは、整理と候補出しまで

AIは、調査を速くできます。

資料も整理できます。

次に確認する候補も出せます。

でも、何を売るか。

どこへお金を使うか。

どの案を進めるか。

ここは、人が決めます。

AIを経営者にする必要はありません。

調査するAI、実行を設計するAI、日常作業を進めるAIを分けて、人は最後に決める。

この順番にすると、AIの出力が増えるだけの状態から抜けやすくなります。

最初は、1つの調査結果で十分です

全部の業務を整理しなくて大丈夫です。

今ある調査結果を1つ選ぶ。

今週のタスクに変える。

1つ終わらせる。

結果を残す。

そこからで十分です。

AIを増やす前に、担当を決める。

これが、AIを仕事の中で使い始める最初の一歩になります。

調査が終わっても、実行の順番がなければ止まります。

資料を集めても、人が確認する場所がなければ止まります。

AIを増やしても、担当が決まらなければ止まります。

事業をAI化する実演動画を無料公開中

40分の実演動画で、AIに質問するだけで終わらせず、売上・広告・在庫・日報・判断履歴をAIに渡して、事業の中で動くAIチームを作る流れを公開しています。

さらに、動画を見た方には、希望者限定でAI業務移管の個別診断をご案内しています。Zoom60分で、最初にAIへ渡す1業務と必要な資料、人が残す判断を整理できます。

無料で実演動画を見る →