どうも、Kazuです。
経営をしていると、誰にも話せないほど深刻ではないけれど、誰かと話さないと決めきれないことが毎日出てきます。
この企画は今やるべきか。
広告は増やすのか、止めるのか。
動画を撮るのか、LPを直すのか。
今月の数字が弱い原因は、集客なのか、提案なのか。
一つひとつは小さな判断です。
でも、その小さな判断が一日中続きます。
身近な人に相談しようとしても、まず事業の説明から始めないといけません。
過去に何を試したのか。
今月は何を目標にしているのか。
どの数字が悪くて、何を止めたのか。
そこまで共有して、ようやく本題に入れます。
毎日の細かな判断を、そのたびに誰かへ説明するのは現実的ではありません。
経営は、思っているより孤独です。
人がいないからではなく、同じ前提を持って議論できる相手が少ないからです。
以前は、毎朝「今日は何をやるか」から決めていた
以前の僕は、今月の売上目標は決めていました。
でも、そこから先がありませんでした。
今週、何件の相談が必要なのか。
何本の動画を出すのか。
どの導線を直すのか。
今日、何を終わらせるのか。
毎朝、その日の気分と目の前の情報で決めていたんです。
やることが決まっていないと、新しい情報を探し始めます。
SNSを見る。
YouTubeを見る。
面白そうな施策を保存する。
仕事をしている感覚はあるのに、売上に近い仕事は進んでいない。
今は、朝からAIと話します。
ただし、「今日は何をすればいいですか」と丸投げするわけではありません。
今月の目標。
KPI(進捗を見る数字)。
昨日までの作業ログ。
返信が来ている相手。
止まっている案件。
今日の予定。
これを見せたうえで、「今日、売上に近い順に並べてください」と議論します。
すると、朝の始まりが変わります。
「今日は何をやろう」ではなく、「まず、これを終わらせよう」から始められます。
僕がAIに渡しているのは、数字だけではない
AIと深く議論するには、売上表だけでは足りません。
数字に加えて、次の情報も残します。
・今日やったこと
・決めたこと
・見送ったこと
・その判断をした理由
・うまくいかなかった施策
・相手から返ってきた言葉
・今、不安に感じていること
・もっとやりたいと思っていること
数字が同じでも、置かれている状況で次の一手は変わります。
売上が弱いから広告を増やすべきなのか。
広告ではなく、相談数や提案数が足りないのか。
新商品を作るより、保留になっている相手へ連絡すべきなのか。
判断の背景まで見せると、AIは目の前の数字だけでなく、過去からの流れを踏まえて候補を出しやすくなります。
朝、昼、夜でAIの役割を変える
僕の使い方は、だいたい3つに分かれています。
朝は、優先順位を決める時間。
目標と進捗を見せて、今日やることを絞ります。
同時に、「今日はやらないこと」も決めます。
日中は、判断を疑う時間。
新しい案が出たら、賛成してもらうのではなく、弱点を探してもらいます。
「この案が失敗するとしたら、どこですか」
「今月の目標から見て、今やる必要がありますか」
「僕が見落としている反対材料はありますか」
夜は、事実を残す時間。
終わったこと、終わらなかったこと、決めたこと、その理由を日報と作業ログへ残します。
この記録があると、翌朝のAIは昨日の続きを見ながら話せます。
毎回、初対面のように説明し直す必要が減っていきます。
AIの提案を、採用したかどうかも残す
ここは地味ですが、かなり大事です。
AIから提案を受けたら、実行したか、見送ったか、その理由まで残します。
これを残さないと、数日後に同じ提案がまた出てきます。
AIから見ると、その案が未実行なのか、却下されたのか、判断できないからです。
たとえば、次のように短く残します。
提案:セミナーを追加開催する 判断:今週は見送る 理由:先に既存の申込導線と個別相談数を改善する 再検討日:来週のKPI確認後
こうしておくと、AIは同じ案を何度も投げるのではなく、再検討する時期まで含めて次の判断を組み立てやすくなります。
AIは経営者の代わりではない
AIは普通に間違えます。
前提を読み違えることもあります。
数字の扱いを間違えることもあります。
だから、AIに最終判断は渡しません。
任せるのは、選択肢を広げること。
反対意見を出すこと。
過去のログを探すこと。
数字と行動のズレを指摘すること。
最後に決めるのは自分です。
AIは社長の代わりではなく、社長が決めやすい状態を作る相手です。
事業の記憶を置く場所を作る
一日中AIと話しても、会話がその場で消えていけば、翌日はまた説明から始まります。
そこで必要になるのが、日報、作業ログ、数字、判断履歴をまとめておく事業の記憶保管庫です。
AIが勝手に覚え続けるわけではありません。
必要なときに、必要な資料をAIへ見せられる状態を作ります。
最初から大きな仕組みは要りません。
今日の日報を1枚残す。
今月の目標を1枚にする。
判断した理由を1行追記する。
そこからで十分です。
今日から使うなら、この形で十分です
以下は、僕の今月の目標、進捗、昨日の作業ログです。 1. 目標に対して遅れている場所 2. 今日やるべきことを3つ 3. 今日やらなくてよいこと 4. 僕が見落としているリスク を整理してください。 僕の案を肯定する必要はありません。 分からないことは推測せず、追加で必要な情報を質問してください。
うまい指示文を作ることより、先に自分の情報を見せる。
そして、提案を受けたら、実行結果と判断理由をまた残す。
この往復が始まると、AIは検索窓ではなく、毎日の経営会議に参加する相手へ変わっていきます。
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Kazu


