AIに弱音を渡せない社長ほど、一般論で止まる

どうも、Kazuです。

AIに相談しているのに、返ってくるのは当たり前のことばかり。

そう感じているなら、もしかすると、AIにすら強がっているのかもしれません。

その差は、AIの賢さじゃありません。
自分のことを、どこまで渡しているか
今日は、その話をします。

数字を渡しても、一般論で止まる人がいる

「AIに自社のデータを渡しましょう」。
これは、よく言われます。僕もずっと言っています。

在庫。売上。広告の数字。
たしかに、これを渡すとAIの回答は変わります。

でも、それでもなお一般論で止まる人がいるんですよね。
数字は渡しているのに、返ってくるのは「回転率を見ましょう」「費用対効果を意識しましょう」レベル。

なぜか。
渡しているのが、数字”だけ”だからです。

数字だけでは、AIはあなたの危機感まで分からない

同じ「お金がない」でも、中身はまるで違います。

新しい設備を買いたいけど、その分の余裕がない人。
来月の支払いが、本当に回るか分からない人。

この2人に、同じアドバイスでいいわけがないですよね。

でも、数字の表だけ渡されたAIには、どっちのヤバさなのかが分からない
だから、当たり障りのない一般論を返すしかないんです。

AIが悪いんじゃありません。
あなたの「今、どれくらい切羽詰まっているか」を、渡していないだけです。

弱音を渡せる人と、強がる人

ここで、面白い分かれ道があります。

AIにすら、強がってしまう人がいるんですよ。

「順調です」という前提で質問する。
本当は資金繰りが苦しいのに、そこは伏せて聞く。
うまくいっている設定で、相談してしまう。

気持ちは分かります。
相手が人間なら、弱みは見せたくない。その癖が、AI相手にも出るんですよね。

でも、AIは取引先でも、銀行でも、同業者でもありません。
評価もしないし、どこにも言いません
弱音を渡しても、減るものは何もないんです。

AIに渡すべきなのは、数字の奥にある事情

本当に相談相手として使うなら、渡すのはこういうものです。

今、いちばん不安なこと。
夜、ふと考えてしまうこと。
お金が、あと何ヶ月もつのか。
本当は怖くて、見ないふりをしている数字。
動かせない制約(時間、人手、生活上の制約)。

ここまで渡して、AIはようやく「あなたの状況に合った順番」で提案できます。

「今は新規より、先に資金の見える化を」
「その投資は、3ヶ月後ろ倒しでいい」
「まず今月の支払いを通す手を、3つ出します」

切羽詰まっているなら、その切羽詰まり方に合わせた手が出てくる。
これは、強がったまま質問していたら、まず出てこない答えです。

感情も、立派な情報

「焦り」や「不安」を、AIに渡す情報だと思っていない人が多いです。

でも、経営の意思決定って、最後は感情と無関係じゃないですよね。
怖いから動けない。
もったいないから止められない。
意地で続けている。

この感情の部分まで渡すと、AIは「なぜあなたが動けないのか」まで踏まえて提案します。
正論ではなく、あなたが実際に動ける一手を出してくる。

数字は、状況の半分です。
残りの半分は、あなたの頭の中にある不安や制約。
両方渡して、はじめて相談になります。

今日の問い

あなたは、AIに対して強がっていませんか。

本当は不安なのに、順調な体で質問していないか。
本当は怖い数字を、渡さずにいないか。

一度、全部渡してみてください。
「正直、今これがいちばん不安です」と打ち明けてみてください。

弱音まで渡せたとき、AIの答えは一般論から外れ始めます。

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とはいえ、AIに何を、どこまで渡せばいいのか。
数字や状況を、どう渡せば相談相手になるのか。
ここで止まる人も多いです。

その入口として、事業の作業と数字をAIに渡す流れを、動画とテンプレートにまとめています。
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