「ミニマリスト思考」で『欲』までも捨ててしまったので『欲』を取り戻すことにしました。

どうも、Kazuです。

僕自身の生き方に関する、ここ最近の気づきを共有したいと思います。

もしかすると、この話は、
「人生をどう変えようか」
「次は何に挑戦しようか」
「本当に自分が望むものは何なのか?」

と悩んでいるあなたにとって、
少しでも共感やヒントになるかもしれません。

僕はビジネスで仕組み化を構築し、

日々忙しく働かなくても安定した収益が生み出せるようになってから、

新たな人生をスタートさせようと海外へ飛び出しました。

今では日本と海外を行き来するデュアルライフを送っています。

生活スタイルとしては海外7割、日本3割ほど。(今年の年末年始は6年ぶりに日本で過ごす予定です!)

昔の僕からすると、このライフスタイルは夢のようです。

海外と日本を自由に行き来し、海外に滞在中も様々な国を旅行して回る。

世界を舞台にビジネスを回し、どこにいても収益が上がる。

パソコン一台あれば、海辺のカフェでも、リゾートホテルのラウンジでも、仕事ができる

まさにかつて思い描いていた「自由な生き方」を手にしたわけです。

でも、この生き方にも課題があります。

それは「移動」の大変さ。

行ったり来たりを繰り返していると、荷物は負担になるんですよね。

そこで僕は「ミニマリスト思考」を取り入れました。

荷物も服も物も、ほとんど手放し、最小限のアイテムだけで生活できるようになったんです。

スーツケースひとつで世界を旅できる軽やかさは格別でした。

余計な持ち物がなければ、どんな国へ行っても身軽。

場所に縛られず、すっきりと働ける。

この身軽さこそ、自分が追い求めていたものだと思っていました。

しかし、ここ最近、ふと気づいたんです。

僕は物を手放しただけでなく、「欲」までも捨ててしまったのではないか?ということに。

以前の僕は「欲」という燃料で突き進んでいました。

欲しいものがあれば必死にお金を稼いで手に入れる。

ビジネスで悔しい思いをしたら、「見返してやる!」と燃え、必死に結果を出して自己肯定感を得る。

そんなプラスもマイナスも含めた強烈な感情が、僕を動かし、成長へと導いていたんです。

ところが今では、人に嫉妬することも、誰かを見返したいと思うこともない。

物欲もほとんどありません。

先日1週間で1000万円以上の収益を得たときでさえ、「へえ、そうなんだ」と淡々としていて、何の喜びも湧いてこない。

買いたいものもなければ、自慢したい気持ちもない。

SNSで華やかに報告したい欲求もなければ、誰かに寄付したいとすら思わない。

高級なお寿司を食べる衝動もない。

「お金が増えた?まあ、別にいいか」程度の感覚です。

なぜ、こうなってしまったのか? 

僕はAIと対話しながら自己分析を繰り返しました。

そしてはっきりと見えたのが、ミニマリスト思考は物理的な持ち物だけでなく、心の中の「欲」や「エネルギー」までも最小化してしまっていたということ。

「欲」がない生活は、一見ストレスフリーで穏やかかもしれません。

しかし「欲」は、人間に行動力や活力、そして成長のきっかけを与える大事な原動力でもあります。

欲しいものがあるから努力できる。

誰かに勝ちたいから創意工夫できる。

もっと良い暮らしを手に入れたいから向上心が芽生える。

もし「欲」そのものを手放してしまえば、僕たちは何を目指して行動すればいいのでしょうか?

「足るを知る」という言葉がありますが、足るを知りすぎて欲がゼロになると、人は停滞します。

かつては負の感情ですらエネルギーに変えられたのに、今や何も感じず、次なる目標も湧いてこない状態。

これではせっかく自由な生活基盤を手に入れたのに、人生が停滞してしまうかもしれません。

だから、2025年はもう一度「欲」を取り戻すことに決めました。

もちろん、むやみに物欲を爆発させて物に溢れる生活に戻るつもりはありません。

ミニマリストと「モノマリスト」(勝手にそう呼んでいますが)の中間くらいを目指したい。

必要以上に所有しなくても、欲しいものは素直に手に入れる。

気になるガジェットがあれば買ってみる。

美味しいものを食べたければ高級店にも行ってみる。

あれもこれも削ぎ落としてきた反動で、今度は“適度な欲”を採り入れることで人生に彩りを取り戻していく。

「欲」があるから、人は前進できる。

目標を持てるし、成し遂げたときの達成感や喜びを味わえる。

それが結果として、コンサル生や仲間への還元にもつながる。

僕が「欲」を取り戻して、また燃え始めたなら、その火は周囲にも影響を与えて、みんなで高みを目指すことができるでしょう。

あなたはどうでしょうか? 

もしかすると、あなたも何かを手放しすぎて、無欲になってはいないですか。

欲しいものがない、目標がない、ワクワクしない。

その状態が続くと、せっかくの自由や成長のチャンスを活かせなくなるかもしれません。

もちろん、欲にはコントロールが必要です。

欲が強すぎれば身を滅ぼすこともあります。

しかし、欲を完全に捨ててしまえば、人生にメリハリがなくなってしまう。

だからこそ、適度な欲を持ち、バランスをとりながら前に進むことが大事なのです。

2025年は僕にとって「欲を再インストールする年」にします。

何でもかんでも手放さず、ときには贅沢をしてみたり、

新しい分野に挑戦したり、ライバルを設定してみたりすることで、自分の中に再び火をつけたい。

そして、その火を用いて新たな成果を出し、それをコンサル生や仲間、読者の皆さんと分かち合い、一緒に“勝ち”に行くサイクルを回していきたいのです。

想像してください。

あなたも適度な欲を持ち、新たな目標を立て、それに向かって頑張る。

結果が出たら、その喜びを周囲と分かち合い、また次の欲求や目標が生まれる。

そんなポジティブなサイクルが人生を彩り、エネルギーを与えてくれます。

これが僕の最近の気づきと、2025年に向けての宣言です。

もしあなたも
「満たされすぎて行動力が落ちてきた」
「次に何を目指せばいいかわからない」

と感じることがあるなら、一緒に欲を取り戻してみませんか? 

適度な欲は、人生に新たな風を吹き込みます。

足るを知ることは素晴らしいけれど、何も望まなくなるのは少しもったいない。

2025年は欲をバネに、もう一段上のステージへ進んでいきましょう!

僕も、あなたと一緒に、もう一度欲を燃料にして走り始めます。

追伸

現在の僕の荷物のほとんどはスーツケースに収まります。

スーツケース+リュックの荷物があれば、世界中移動しながらでも1年は普通に暮らすことができます。

身軽なのは楽なんですが、なんでも削ぎ落としたせいで、欲までも薄れていってしまっているので、今年はもう少し荷物を増やします。