ChatGPTを使っても成果が出ない理由|AIに聞くな、自社データを見せろ

どうも、Kazuです。

ChatGPTやClaudeを契約して、
毎日のように触っているのに、
なぜか仕事の量が減っていない。

そんな違和感を抱えていませんか。

文章も書かせた。
アイデアも出させた。
プロンプトの本も読んだ。
でも、月末に通帳を見ても売上は変わらず、夜遅くまでパソコンの前に座り続けている現実は変わらない。

もしそうなら、あなたの能力が足りないわけでも、AIの性能が悪いわけでもありません。

たぶん、「AIの使い方の前提」が根本からズレています。

まずはこちらの動画で、その構造の罠について詳しく話しました。

AIに聞くほど、自分の仕事が増えていく罠

多くの人は、AIを「優秀な相談相手」だと思って質問を投げます。

「売上を伸ばすにはどうすればいい?」
「リピート率を上げる施策を教えて」

すると、AIは教科書通りの正論をズラッと返してきます。
SNSをやりましょう、メルマガを改善しましょう、特典をつけましょう。
間違ってはいないけれど、「で、うちの会社は何から手をつければいいの?」という疑問は消えません。

結局、前提を長文で説明し直し、データをコピペし、指示を工夫する。
気づけば、「AIを使うための手作業」で何時間も溶けているわけです(笑)

AIを使っているはずなのに、会社の中で一番忙しくキーボードを叩いているのが社長自身。これでは本末転倒ですよね。

AIは賢い。でも、あなたの事業の数字を知らない

ChatGPTは世界中の知識を持っていますが、あなたの会社のリアルな現場は1ミリも知りません。

先月どの商品が一番売れたのか。
どの広告で無駄なお金が漏れているのか。
どんなクレームが届いて、社長が何に悩んでいるのか。

自社の生データを見せていない状態でAIに相談するのは、決算書も顧客リストも見せずに通りすがりの人に経営相談しているのと同じです。

必要なのは「質問」ではなく「材料」です

僕が普段やっているのは、AIにアドバイスを求めることではありません。
自社の売上CSV、広告ログ、注文データをそのまま渡して、こう指示を出します。

「このデータを見て、今週社長が確認すべき数字のズレと異常値を3つだけ抽出して

これだけでいいんです。

AIは渡されたデータを条件に沿って比較し、
「A商品の広告費が先週比で高騰しています」
「B商品の利益率が先月より落ちています」
のように、見るべきポイントの候補を整理してくれます。

社長の仕事は、数字を電卓で手計算することではありません。
AIに現場の異変を整理させ、上がってきた結果を見て最後の意思決定を下すことです。

朝4時にExcelを手打ちしていたあの頃

物販で在庫に埋もれて寝ていた1Kの部屋や、朝4時に起きてExcelを手打ちしていたあの頃の自分を今でも思い出します。

毎日数字の確認に追われ、頭痛がしても画面から目を離せなかった。
でも、判断基準をまとめてAIに読ませる形を作ったことで、日々の確認作業は数分で終わるようになりました。

AIを使えるようになると、楽になるより先に、止まっていた事業がもう一度動き出し、仕事がまた楽しくなります。

毎朝AIに長文のプロンプトを打ち込み続けるより、自社データを渡して異常値の候補を短時間で洗い出せた方が、ずっと楽じゃないですか?

一般的なマーケティング論を眺めて悩むより、今週確認すべき広告候補が絞れた方が、ずっと楽じゃないですか?

便利なツールに課金しているのに、毎晩深夜まで手作業で修正し続けるのって、虚しくないですか?