最初にAIへ渡す1業務の選び方|迷わず決める10点採点表

どうも、Kazuです。

AIを仕事に取り入れたい。でも、何から始めればいいか分からない。

記事、SNS(交流型メディア)、数字分析、顧客対応、資料作成。候補を増やすほど決められず、結局はAIとの会話だけで一日が終わります。

最初に選ぶべきなのは、会社で一番重要な仕事とは限りません。

繰り返しがあり、材料と見本があり、失敗しても戻せる仕事です。

今回は、5条件を各2点で採点し、最初の1業務を10点満点で決めます。Claude Code(フォルダ作業AI)やCodex(作業実行AI)に渡せる仕事の全体像は経営者のためのAI活用記事で確認できます。

最初の業務を感覚で選ぶと止まりやすい

多くの人は、話題になっている機能から試します。

しかし、機能が優れていても、自社に材料がなければ使えません。失敗の影響が大きい仕事を最初に選べば、人の確認に時間がかかります。

最初の目的は、会社全体をAI化することではありません。

一つの仕事で「入力、AIの作業、人の判断」を確かめ、次へ広げられる型を作ることです。

5条件を各2点で採点する

1. 繰り返す仕事か

  • 0点:ほとんど発生しない
  • 1点:不定期に発生する
  • 2点:毎日、毎週、毎月のいずれかで発生する

一度しか使わない仕事より、改善結果を次回へ反映できる仕事を選びます。

2. 材料があるか

  • 0点:元資料がない
  • 1点:一部だけある
  • 2点:必要な資料をすぐ渡せる

AIは材料がない仕事を正確に進められません。

3. 見本があるか

  • 0点:良い完成形が決まっていない
  • 1点:口頭で説明できる
  • 2点:過去の良い完成物がある

見本があると、出力の評価が簡単になります。

4. 失敗しても戻せるか

  • 0点:送信、決済、発注など取り消しにくい
  • 1点:確認すれば戻せる
  • 2点:下書きや複製で安全に試せる

最初は、公開前の記事や社内用の整理表などを選びます。

5. 今も時間を使っているか

  • 0点:ほとんど時間を使っていない
  • 1点:少し負担がある
  • 2点:毎回まとまった時間を使う

時間を使っている仕事ほど、改善効果を確認しやすくなります。

判定の目安

合計点 判定 次の動き
8〜10点 最初の候補 小さく試す
5〜7点 条件付き候補 材料か見本を先に用意する
0〜4点 後回し 別の業務を選ぶ

点数が高くても、顧客への自動送信や発注を最初から任せないでください。

AIの担当範囲を下書き、整理、比較、検査までに絞ります。

三つの業務を採点してみる

業務 繰返 材料 見本 戻せる 時間 合計
Zoom(オンライン会議)議事録 2 2 2 2 2 10
ブログ下書き 2 2 2 2 1 9
仕入れの自動発注 2 2 1 0 2 7

これは説明用の採点例です。

Zoom議事録は、文字起こしと過去の議事録があり、公開前に確認できます。最初の候補に向いています。

自動発注は、繰り返しと材料があっても、間違えたときの影響が大きいため後回しです。まず候補抽出までをAIへ任せます。

一つの仕事をさらに三つへ分ける

「ブログ作成」のような大きな仕事は、そのまま渡しません。

  1. 元資料から論点を抽出する
  2. 構成と本文を下書きする
  3. ルールに沿って検査する

最初は一段階だけ試します。問題がなければ次の段階を追加します。

1週間で試す方法

1回目

元資料と見本を渡し、下書きを作らせます。修正点を記録します。

2回目

修正点をルールへ追加し、同じ仕事をもう一度渡します。

3回目

同じ品質で出るか、確認時間が減ったかを測ります。

一回うまくいっただけで自動化へ進まず、繰り返して再現性を見ます。

人が残す判断

AIへ渡す1業務を決めても、仕事を丸ごと手放すわけではありません。

人は次を決めます。

  • その仕事を今やる必要があるか
  • AIが使う材料は正しいか
  • 完成物を採用するか
  • 顧客や資金へ影響する操作を実行するか

AIには整理と下書きを任せ、人は目的と採否を持ちます。

今日やること

毎週繰り返している仕事を三つ書き、5条件で採点してください。

8点以上の中から、公開や送信を伴わない仕事を一つ選びます。

元資料、見本、完了条件をそろえ、AIへ下書きだけを任せます。

AI導入は大きな計画から始めるより、動く1業務を作ってから広げる方が現実的です。

ほかの実務候補は、Claude Code・Codexを経営へ入れる親記事にも整理しています。

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