どうも、Kazuです。
最近、SNSもYouTubeも、ほとんど見なくなりました。
少し前までは、気づいたら何時間も溶けていたのに。
理由は、つまらなくなったからじゃないです。
AIと話している時間の方が、面白くなったからです。
で、今日は「AIを議論相手にする」という話をします。
正直、ここを変えると、事業の進み方がかなり変わります。
ツールとしての使い方より、ずっと。
経営者は、相談する相手がいない
これ、あまり口には出さないけど、多くの人が抱えている話だと思います。
事業のことを、腹を割って相談できる相手が、実はいない。
同業の経営者には、本音は言いにくい。
どこかで見栄もあるし、相手は競合にもなりうる。
身近な人に「今ちょっとやばいんだよね」と言えても、そこから先の深い話まではできない。
事業の細かい前提までは、共有されていないからです。
コンサルは高いし、毎回は聞けない。
だから結局、どうなるか。
自分の頭の中にある思いつきだけで、全部決めてきた。
これ、能力の問題じゃないんです。
相談する相手がいないと、打ち手は自分の視野の中でしか出てこない。
それだけの話です。
本当は「答え」が欲しかったわけじゃない
AIを使う人の多くは、AIを「検索窓」みたいに使います。
質問して、答えをもらう。
それで終わり。
でも、よく考えてみてください。
経営で困っているとき、欲しいのは「正解」じゃないことが多いんですよね。
正解なんて、たいていの場合、誰にも分からない。
本当に欲しかったのは、自分の考えをぶつけて、違う角度を返してくれる相手です。
「こう思うんだけど、どう思う?」
「この方向で合ってるかな?」
「他に見落としてる視点はない?」
こういう壁打ちができる相手が、ずっといなかった。
そこにAIを置くと、話が変わります。
議論相手にすると、何が変わるか
実際に顧問の現場で見ていると、AIを議論相手にした人は、同じことを言います。
まず、自分では思いつかなかった視点が返ってくる。
一人で考えていると、どうしても自分の経験の範囲で発想が止まります。
そこに、別の角度がぽんと入ってくる。
次に、頭の中が、すっと整理される。
やりたいことがぐちゃぐちゃに絡まっているとき、言葉にして出すだけで、順番が見えてくる。
議論の相手がいると、それが一人でやるより何倍も速い。
そして、これが地味に効くんですが。
「それは今じゃない」と、止めてくれる。
アイデアが多い人ほど、あれもこれもと手を広げて、結局どれも進まない。
そういうとき、事業全体を分かっている相手だと、
「その企画は面白いけど、今やることじゃないですよね」
と、ブレーキをかけてくれる。
やることを決めるより、やらないことを決める方が難しい。
一人だと、これがなかなかできないんです。
コツは「数字だけ渡さない」こと
ここで、ひとつ大事なことがあります。
AIを議論相手にするなら、数字だけを渡してはいけない。
売上や在庫の数字だけ見せても、返ってくるのは一般論です。
そこに、今の状況を足す。
正直、今どこで詰まっているのか。
何に焦っているのか。
何を迷っているのか。
こういう背景や感情まで渡すと、返ってくる答えが、急に自分ごとになります。
「今は攻めるより、まず足元を固めましょう」
みたいに、状況に合わせた順番で返ってくる。
数字は、事業の一部でしかない。
その裏にある迷いや制約まで見せて、はじめて、議論が噛み合うんです。
恥ずかしさもいらない。
相手は人間じゃないから、弱音でも迷いでも、そのまま出せる。
だから、どんどん深く相談できる。
一人で抱える時間が、なくなる
こうやってAIを議論相手にすると、何が起きるか。
一人で3日も悩んでいたことが、半日で決まったりします。
悩んでいた時間の正体は、「相談できる相手がいなかった時間」だったんです。
判断材料と、壁打ちの相手。
この2つが揃うだけで、事業の進むスピードが変わる。
しかも、いい方向に進むと、また相談したくなる。
相談すると、また視野が広がる。
この繰り返しで、事業がどんどん前に出ていきます。
最初の一歩は、質問ではない
じゃあ、AIを議論相手にするために、最初に何をすればいいか。
うまいプロンプトを覚えることじゃないです。
やることは、自分の事業を、AIが読める場所に置くこと。
数字も、業務も、過去の判断も、今の迷いも。
それを渡してから、はじめて議論が始まります。
ここで、多くの人がつまずきます。
「じゃあ、何を、どの順番で渡せばいいのか」
これが、事業ごとに違うんです。
一人で抱えて決めるより、壁打ちしてから決めた方が、ずっと早いですよね?
一般論をもらうより、自分の事業の前提で返ってくる方が、ずっと深いですよね?
プロンプトを覚えるより、事業を見せて議論する方が、先じゃないですか?
その「最初に何を渡すか」を、それぞれの事業に合わせて一緒に整理する場を、用意しています。
PS.
正直に言うと、僕も最初は半信半疑でした。
AIに相談したところで、当たり障りのない答えが返ってくるだけだろうと。
PPS.
でも、事業を全部見せて、迷いまで渡して議論するようになってから、変わりました。
一人で悶々としていた時間が、まるごと消えたんです。
PPPS.
飲みに行って愚痴をこぼすより、よっぽど問題が片づく。
そう感じる日が来るとは、思っていませんでした。