どうも、Kazuです。
数字が苦手な人ほど、たくさんの数字を見ようとします。
売上。
利益。
広告費。
アクセス、問い合わせ、申込、在庫、客単価、継続率。
管理画面を開くたびに項目が増えます。
で、全部を見たあとに残るのが、結局、何を直せばいいのか分からないという状態です。
数字を理解できないから止まるのではありません。
見る項目が多すぎて、判断の順番が決まっていないから止まります。
最初は、毎月見る数字を3つに絞ってください。
経理の専門家になる必要はありません。
必要なのは、変わった場所を見つけ、次に確認することを決めるための3つです。
1つ目は、結果を表す数字
結果を表す数字は、事業が前へ進んだかを確認する数字です。
売上だけでも構いません。
ただ、できれば利益や手元に残るお金も見ます。
売上が増えても、広告費、外注費、値引き、仕入れが同じように増えていたら、使えるお金は増えていないかもしれません。
最初から細かい会計分析をする必要はありません。
今月の結果は、前月より良くなったのか。
まず、この問いに答えられる数字を1つ選びます。
2つ目は、お客さんが入ってくる数字
結果が落ちたとき、次に見るのは入口です。
ECならアクセス数や注文数。
コンサルや制作業なら問い合わせ数。
店舗やサロンなら予約数や来店数です。
入口が減っているなら、発信、広告、紹介、検索流入などを確認します。
入口が変わっていないのに売上が落ちたなら、問題は別の場所です。
入口を見ると、集客を増やすべきかどうかを早まらずに済みます。
3つ目は、途中で詰まっている数字
入口はある。
でも、結果につながらない。
このときに見るのが、途中の詰まりです。
アクセスはあるのに購入されないなら、購入率。
問い合わせはあるのに相談にならないなら、予約率。
相談はあるのに契約にならないなら、契約率。
売れているのに発送できないなら、在庫や提供できる件数です。
詰まりを見ないまま入口だけ増やすと、広告費や作業量だけが増えることがあります。
業種によって、選ぶ3つは変わる
考え方は同じでも、具体的な数字は事業によって変わります。
毎月見る3つの例
物販・EC
結果:粗利 入口:商品アクセス 詰まり:購入率または在庫
コンサル・制作・士業
結果:契約額 入口:問い合わせ 詰まり:相談化率または契約率
店舗・サロン
結果:売上 入口:予約 詰まり:来店率または再来率
講座・情報発信
結果:申込 入口:閲覧または登録 詰まり:相談化率または申込率
これは正解表ではありません。
自分の事業で毎月同じ形で出せて、変化したときに行動へつなげられる数字を選びます。
数字は、単体ではなく前月と比べる
売上が100万円だった。
この数字だけでは、良いか悪いかは分かりません。
前月は80万円だったのか。
前年同月は150万円だったのか。
広告費や作業時間は、どれだけ使ったのか。
比較して初めて、変化の意味が見えてきます。
数字が苦手な人ほど、分析を複雑にするより、毎月同じ3つを同じ条件で比べる方が続きます。
3つの数字を、今週の行動へ変える
数字を見て終わりにしません。
変わった数字ごとに、次の確認を1つだけ決めます。
数字から行動へ変える表
結果が下がった → 入口と詰まりのどちらが変わったか確認する
入口が下がった → 流入元を1つずつ比較する
詰まりが悪化した → ページ、提案、在庫など該当箇所を1つ確認する
変化が小さい → すぐに変えず、翌月も同じ条件で見る
これなら、数字を見る目的がはっきりします。
分析のための分析ではありません。
何をやればよいか分からない時間を、確認と実行の時間へ変えるために数字を見ます。
今日、紙に3つだけ書く
紙でも、スマートフォンのメモでも構いません。
次の空欄を埋めてください。
今月の結果: お客さんが入ってくる数字: 途中で詰まっている数字: 前月から変わった数字: 今週、追加で確認すること:
空欄があっても大丈夫です。
分からない場所が分かれば、次に集めるデータも決まります。
よくある質問
売上だけを見てはいけませんか?
売上は必要です。
ただ、売上が変わった理由を知るために、入口と詰まりを一緒に見ます。
経理を勉強してから始めるべきですか?
税務や会計の専門判断は専門家へ確認してください。
日々の事業改善は、同じ3つを比べて変化を見つけるところから始められます。
3つに絞ると、重要な変化を見落としませんか?
3つは入口です。
変化が見つかったら、必要な項目だけ追加で確認します。
朝、管理画面を十数個開く代わりに、3つの数字を並べ、変化した1か所だけ確認する。
午前の最初の仕事が、「何をしよう」ではなく「ここを確かめよう」から始まります。
全部の数字を理解しなくていいんです。
全部の問題を一度に直さなくていいんです。
今週確認する1つが決まればいいんです。
毎月、変わった数字と確認したい点を受け取る
AI月報では、毎月、あなたの数字の「変わった点」と「確認したい点」を整理してお届けします。
提出データが揃う事業には、週次のファクト便も用意します。
AIや経理を最初から学び直すサービスではありません。提出された数字から見る場所を絞り、本人が次の行動を選ぶためのサービスです。
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